理由があって(福岡市内での引っ越しと霧島の別荘の引っ越しがダブルで重なり不動産4件の契約と解約もろもろで)発売日から3日後に『CITY COASTER』を聴くことになった。
毎年の新譜をほぼフラゲして聴き続けてきたスクェア・ファンとしては,遅れを取り戻すべく?喰い気味で拝聴した久々のアルバムとなった。ここ数日は自分のことをする暇などなくジャズもフュージョンも(そしてラジオも)聴く時間がなかったことも重なって,一心に拝聴したアルバムとなった。
何を書きたいのかと言うと『CITY COASTER』でスクェア熱が爆発したということ。このウォーッと来る感覚は「河野/坂東時代」に入ってからは『33(THIRTY−THREE)』でWピースした時か『NINE STORIES』でメロメロになった時以来の感覚がある。2週目にして『CITY COASTER』全曲を何度も聴きたいと思うようになった。
だから名盤『CITY COASTER』批評はクラクラさせてください。フラフラさせてください。書きたいことが次々に浮かんでは消えていくので,大絶賛の備忘録的な感じで…。
そもそも『REBIRTH』の劇的な評価UPについて書かないと始まらない。『REBIRTH』批評を書いた時点では『REBIRTH』の出来は「まぁまぁ」であった。『REBIRTH』の長所よりも欠点にどうしても目が行ってしまう。そんなアルバムだった。
だけど1年間,事あるごとに『REBIRTH』を聴きたくなってしまう症状に襲われ,坂東慧の“天才”に改めて気付いてしまったんだよなぁ。これが!
だから『CITY COASTER』を聴いた1巡目も,1巡目なのに安藤正容のギターでもなく,伊東たけしのサックスでもなく,河野啓三のキーボードでもなく,坂東慧のドラミングに聴き惚れてしまった。
いいや,POPな楽曲作りの才に惚れ込んだ。今回も「凄いぞ・名演&凄いぞ・名曲」坂東慧〜!
上記の『REBIRTH』の流れで書き足します。『CITY COASTER』には伊東たけしのEWIがない。これには驚いた。
『CITY COASTER』にはスペシャル・ゲストとして,トロンボーンの湯浅佳代子とトランペットの山崎千裕が参加した「目指せ! クルセイダーズ」なのが影響しているのだろうが,キッパリEWIを封印したのには驚いた。
( もう一方,ゲスト参加の大御所=パーカッションのレニー・カストロの名演もお聴き逃しなく! )
続けて『REBIRTH』の「バラードなし」の反動なのか『CITY COASTER』にはスロー・ナンバーが3曲目,5曲目,8曲目に配置されている。個人的にはこの3曲が彩る抑制美が『CITY COASTER』の休火山のように思える。← 今週,霧島市へ行った時に霧島連山の硫黄山がまた噴火したらしくて。そんなニュースからの休火山〜。
そう。休火山があれば活火山がある。『CITY COASTER』の代表曲は3〜5曲目の前後である【CITY COASTER】と【幻想の世界】の2トップ。
ただし個人的には“神曲”【CITY COASTER】を受けて,地味にジワジワな【FROM NOW ON】が大変気に入りました。スピード感ある懐メロのはずなのに最新のリズムで頭パニック&ウキウキ!
安藤正容が目指すところの「クルセイダーズ的」なナンバーはラストの【TRAP IT】の1曲のみ。残る楽曲は「目玉の」トロンボーン&サックスのアンサンブルためにアレンジされた“スクェア印”のGOGO。
つまり『CITY COASTER』の真実とは40周年記念盤ではなく,T−スクェア単体としての“極上の”ニュー・アルバムなのである。
最初に『CITY COASTER』の情報が出てきた時は,30周年の『WONDERFUL DAYS』〜35周年の『SMILE』のような,40周年記念の「T−スクェア・スーパーバンド」を期待していたものだから,仙波清彦,田中豊雪,則竹裕之,須藤満,宮崎隆睦,和泉宏隆の代役に「トロンボーン奏者・オーディション」かよ〜。安藤さんも相当苦しそうだな〜って勝手にイメージしてしまっていた。
安藤さん。またしてもすみませんでした。「飛車角金銀落ち」だと思った『CITY COASTER』は『WONDERFUL DAYS』と『SMILE』を越えてきました。坂東慧の“天才”が進化しておかげですねっ。
今日書いておきたいのはこれぐらいだったかなぁ。OH!最後に1点あった。以下,公式フェイスブックからの引用文です。
「今回のアルバムデザインは遊び心をたくさん詰めた作品となっており,スリーブデザインの中に,今作「CITY COASTER」の世界観を表現すべく,過去作のとあるタイトルとT-SQUAREのロゴが隠れています!!是非探してみてください。隠れタイトルは初回プレス限定の仕様となっておりますので,是非,お早めにご購入ください」。
でっ,管理人が購入したCDのスリーブケースの上辺に,隠れタイトル『REBIRTH』の文字を発見。これって『CITY COASTER』は『REBIRTH』の続編って意味? 『REBIRTH』以外の「過去作のとあるタイトル」もランダムで書かれているのかな? ファンとしては妙に気になった次第です…。
DISC 1
01. City Coaster
02. From Now On
03. In My Dreams
04. Better Than Yesterday
05. Sleepless Night
06. 幻想の世界
07. Trade Wind
08. Everlasting Dream Part II
09. Trap It
DISC 2 DVD
01. Truth <2016/7/18 Zepp Nagoya>
毎年の新譜をほぼフラゲして聴き続けてきたスクェア・ファンとしては,遅れを取り戻すべく?喰い気味で拝聴した久々のアルバムとなった。ここ数日は自分のことをする暇などなくジャズもフュージョンも(そしてラジオも)聴く時間がなかったことも重なって,一心に拝聴したアルバムとなった。
何を書きたいのかと言うと『CITY COASTER』でスクェア熱が爆発したということ。このウォーッと来る感覚は「河野/坂東時代」に入ってからは『33(THIRTY−THREE)』でWピースした時か『NINE STORIES』でメロメロになった時以来の感覚がある。2週目にして『CITY COASTER』全曲を何度も聴きたいと思うようになった。
だから名盤『CITY COASTER』批評はクラクラさせてください。フラフラさせてください。書きたいことが次々に浮かんでは消えていくので,大絶賛の備忘録的な感じで…。
そもそも『REBIRTH』の劇的な評価UPについて書かないと始まらない。『REBIRTH』批評を書いた時点では『REBIRTH』の出来は「まぁまぁ」であった。『REBIRTH』の長所よりも欠点にどうしても目が行ってしまう。そんなアルバムだった。
だけど1年間,事あるごとに『REBIRTH』を聴きたくなってしまう症状に襲われ,坂東慧の“天才”に改めて気付いてしまったんだよなぁ。これが!
だから『CITY COASTER』を聴いた1巡目も,1巡目なのに安藤正容のギターでもなく,伊東たけしのサックスでもなく,河野啓三のキーボードでもなく,坂東慧のドラミングに聴き惚れてしまった。
いいや,POPな楽曲作りの才に惚れ込んだ。今回も「凄いぞ・名演&凄いぞ・名曲」坂東慧〜!
上記の『REBIRTH』の流れで書き足します。『CITY COASTER』には伊東たけしのEWIがない。これには驚いた。
『CITY COASTER』にはスペシャル・ゲストとして,トロンボーンの湯浅佳代子とトランペットの山崎千裕が参加した「目指せ! クルセイダーズ」なのが影響しているのだろうが,キッパリEWIを封印したのには驚いた。
( もう一方,ゲスト参加の大御所=パーカッションのレニー・カストロの名演もお聴き逃しなく! )
続けて『REBIRTH』の「バラードなし」の反動なのか『CITY COASTER』にはスロー・ナンバーが3曲目,5曲目,8曲目に配置されている。個人的にはこの3曲が彩る抑制美が『CITY COASTER』の休火山のように思える。← 今週,霧島市へ行った時に霧島連山の硫黄山がまた噴火したらしくて。そんなニュースからの休火山〜。
そう。休火山があれば活火山がある。『CITY COASTER』の代表曲は3〜5曲目の前後である【CITY COASTER】と【幻想の世界】の2トップ。
ただし個人的には“神曲”【CITY COASTER】を受けて,地味にジワジワな【FROM NOW ON】が大変気に入りました。スピード感ある懐メロのはずなのに最新のリズムで頭パニック&ウキウキ!
安藤正容が目指すところの「クルセイダーズ的」なナンバーはラストの【TRAP IT】の1曲のみ。残る楽曲は「目玉の」トロンボーン&サックスのアンサンブルためにアレンジされた“スクェア印”のGOGO。
つまり『CITY COASTER』の真実とは40周年記念盤ではなく,T−スクェア単体としての“極上の”ニュー・アルバムなのである。
最初に『CITY COASTER』の情報が出てきた時は,30周年の『WONDERFUL DAYS』〜35周年の『SMILE』のような,40周年記念の「T−スクェア・スーパーバンド」を期待していたものだから,仙波清彦,田中豊雪,則竹裕之,須藤満,宮崎隆睦,和泉宏隆の代役に「トロンボーン奏者・オーディション」かよ〜。安藤さんも相当苦しそうだな〜って勝手にイメージしてしまっていた。
安藤さん。またしてもすみませんでした。「飛車角金銀落ち」だと思った『CITY COASTER』は『WONDERFUL DAYS』と『SMILE』を越えてきました。坂東慧の“天才”が進化しておかげですねっ。
今日書いておきたいのはこれぐらいだったかなぁ。OH!最後に1点あった。以下,公式フェイスブックからの引用文です。
「今回のアルバムデザインは遊び心をたくさん詰めた作品となっており,スリーブデザインの中に,今作「CITY COASTER」の世界観を表現すべく,過去作のとあるタイトルとT-SQUAREのロゴが隠れています!!是非探してみてください。隠れタイトルは初回プレス限定の仕様となっておりますので,是非,お早めにご購入ください」。
でっ,管理人が購入したCDのスリーブケースの上辺に,隠れタイトル『REBIRTH』の文字を発見。これって『CITY COASTER』は『REBIRTH』の続編って意味? 『REBIRTH』以外の「過去作のとあるタイトル」もランダムで書かれているのかな? ファンとしては妙に気になった次第です…。
DISC 1
01. City Coaster
02. From Now On
03. In My Dreams
04. Better Than Yesterday
05. Sleepless Night
06. 幻想の世界
07. Trade Wind
08. Everlasting Dream Part II
09. Trap It
DISC 2 DVD
01. Truth <2016/7/18 Zepp Nagoya>
(オレンジレディ/ORANGE LADY 2018年発売/OLCH 10010〜11)
(☆SACDハイブリッド盤仕様)
★【初回生産限定盤】ボーナスDVD付 2枚組
★【初回生産限定盤】三方背BOX仕様
★音匠仕様レーベルコート
(☆SACDハイブリッド盤仕様)
★【初回生産限定盤】ボーナスDVD付 2枚組
★【初回生産限定盤】三方背BOX仕様
★音匠仕様レーベルコート
コメント一覧 (12)
CD購入時のちょっとした楽しみが増えましたね
私のCD購入時の楽しみ方は、まず曲のみを聴いて誰の曲か想像する事です
1は年末チキンで判明していたので除外して
6と8は聴いていてワクワクするのでウキウキ河野メロディや〜(*´∀`)♪
7の🥁ソロが際立っていたのでこれはばんちゃんかなぁ〜って
なんて楽しんでおります(╹◡╹)
曲から誰の曲か想像するのって楽しいですよね〜。でも発売前に情報が目に入ってくるので実際に聴くまで情報を防御するのは至難の業かも? 河野くんのウキウキ。いい曲書きますね〜。
さて,隠れ文字ですがケースのてっぺん部分に書かれていますが774さんのものも『REBIRTH』でしたか? AKB商法みたいに過去の44作が入り乱れているとコンプリートしようというツワモノが現れたりして?
スクェアのファンになって、この年になってチャレンジして、こんな名盤が今聞けることがうれしくてたまらないです。
ジャケットの隠れ文字ですが「REBIRTH」でした。「REBIRTH」からつながっているという考えも公式に認められたということでしょうか? スクェアというバンドは奥深いですね。
過去作の隠れタイトルですが,かなえさんの他に2人からメールいただきましたが,その2人も「REBIRTH」でした。「REBIRTH」で確定のようですね。
そうなると「CITY COASTER」は「REBIRTH」の世界観からつながっているという考えも公式にありだと思います。ますます「REBIRTH」の株が上がっております。
個人的に近作では「NEXT」が最強だったのですが「REBIRTH」からの「CITY COASTER」が「NEXT」も越えてきそうです。いいアルバムです!
単刀直入に「33」と「Nine Storys」の並びは分かるのですが「NEXT」まで越えてきたと思われる,その理由を教えてくだされば幸いです。
文面からすると,安藤ファンさんも「NEXT」を高く評価しているように思えますので,そのテイで書きますと「NEXT」では特に【SHINE】【WISH】【NEXT】が好きすぎて気が狂いそうなアルバムなのですが「CITY COASTER」の【Sleepless Night】の古いエレピの感じとアルトの切なさが「NEXT」の【NEXT】の元気なレトロのアンサーソングっぽいのです。「CITY COASTER」の【City Coaster】のメロディ・ラインに魂をつかまされた感じがしてもうダメです。朝から聴いたら仕事などしたくなくなる共通点と【幻想の世界】の整ったウキウキ・ソングが「NEXT」とどっこいどっこいの大勝負なのです。そしてたまには「CITY COASTER」が勝ったりするのです。
後は昨日から思うようになったのは,スクェアも2枚で1セットのニコイチで考えられるのかも。「GROOVE GLOBE」&「PASSION FLOWER」。「DISCOVERIES」&「時間旅行」。「Wings」&「Smile」。「Paradise」&「TREASURE HUNTER」。そして「REBIRTH」&「CITY COASTER」。ねっ,ニコイチでしょ?
カシオペア派の武ちゃんさん。私も基本はカシオペアですよっ。でも特に大人になってからはスクェアと過ごす時間の方が多くなり,涙もろくなってからはスクェアの楽曲が野呂さん以上にシンクロする感覚があります。今度家の新居に遊びに来られたならスクェア・パーティを開きますので。たっぷりと聞いてほしいなぁんて…。
我が家はSACDプレイヤーで聴いております。スクェアは随分前からソニーの宣伝バンドみたいなもので高音質のソフトでないと発売されておりません。カシオペアもDSDマスタリングがあるのですから,どうせならSACDで出してもらいたいものです。ゆうこりんに朝の頑張れ電話ありがとうとお伝え願います。ではでは。
管理人さんはパシフィコ横浜は行かれますか? 時間が許せばお会いしてみたいのです。その場合、私のメアドはどうすればお知らせ出来ますか?
ライブドアのプロフィールからメールを送っていただいておりましたが,仕様が変わったようで?今は使えないみたいです。私も代替案を考えますね。
それまではコメント欄にメアド送ってくだされば絶対に非公開のままで対応できます。
それでパシフィコ横浜なのですが,行く気まんまんでしたが,数人の方とオフ会の話をしていたら,大阪を待つという結論になりました。
大阪未発表ですがあるようです。まずは横浜を埋めるために敢えて発表を遅らせている,という話は(図星)信じないでくださ〜い!?
自分はChacagoみたいだと感動しましたが,あぁ,CRUSADERSですね。どちらも好きなのでブラス入りの音が聞けるのは嬉しいところです。
また,EWI+Tbはなかなかおもしろいです。
初日の名古屋の感想ありがとうございます。elf51さんのコメント読んで,俄然期待が高まりました。
湯浅佳代子さんは新作だけの参加だと思っておりましたが過去のナンバーにも参加しているのですね。ほぼ出ずっぱりってことでしょうか?
クルセイダーズではなくシカゴですか? ブラス・ロック風なのでしょうね。EWI+Tbの厚みを日曜日に聴けることを楽しみにしております。