映像系のDVDをコレクションする趣味はない管理人。
ゆえにT−スクェアのLIVE・DVD『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』もスルーする予定だったのだが,つい買ってしまった。
やはり欲しい。どうしても欲しい。その最大の理由は11/20の「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」大分公演でのサイン会目当て。
某信頼できる情報筋から終演後のサイン会があると聞きつけ,即行で予約購入。別にDVDでなくとも,他の手持ちのアルバムにサインをもらえれば,それだけで“大喜び”するのでしょうが今回は特別。
だ〜って「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」のツアー中に「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」の収録済DVDにサインをもらう。こんなことって業界の常識ではまず有り得ない。こんな機会は生涯2度とないことだろう。
( 振替公演だから成立したネタバレのライブ。極端に言えば『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』を「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」でどこまで再現できるかって感じのライブの意味でも )
まっ,管理人の場合,福岡への終電時刻との戦いになるのでサイン会を待たずして帰路へ向かうかもしれないのだが,それはそれで折込済。今の自分にできる最善を尽くしてサイン会へと向かう。いやいや,LIVEを聴くため「大分BRICK BLOCK」へと向かうのだ〜!
それにしても福岡公演で体験済の『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』が良い。非常に良い。
何だかDVDを見ていると,先に見たLIVEが,まるで幻だったかのように思えてきた。自分はあの日,一体何を見ていたのだろうか? 福岡と名古屋では演奏内容が違うのだろうか?
悔しい。管理人は「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」の全貌の半分も見ていなかったのだ。
個人的な大発見が2つあった。1つは【SCISSORS PAPER ROCK】本編前のドラム・ソロのキメ! あれって坂東慧による神保彰並みの電子ドラムによるキメだとばかり思っていたが,バンド全員でチャチャを入れていたんですねぇ。
もう1つはテクニカル・ナンバー=【FUTURE MAZE】で感じる違和感。あの高速ポリリズムに引っ張られずに,よくあんなタイミングでメロを乗せられるなぁ,と唖然。
同じく【SCISSORS PAPER ROCK】〜【CROWN AND ROSES】ときて,ノリノリだったはずの観客が波を打ったように呆然とする様子が印象的。この「戸惑いの空気感」はCDでは伝わらない,これぞDVD効果なるものを実感してしまった。
でもきっとDVDと生ライブに「フィクションとノンフィクション」を感じてしまった原因はテオ・マセロばりの編集作業の“マジック”にある。
そう。「めまぐるしいカット割り」である。クレジットを見ると当日は10台のカメラで撮影されている模様。最高の素材が多いとはいえ,もう少し落ち着いた編集に仕上げてくれたいいのにぃ。
アップテンポの曲調そのまんまの手元スィッチングの連続に,ずっ〜とスイッチが入れられっぱなしで,ちょっと疲れてしまうし,もっとT−スクェアの「顔」である伊東たけしだけを画面一杯に見ていたい,と思ってしまう。
映像作品『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』で「主演」を務めているのが坂東慧である。
坂東慧のダイナミックなドラミングを前後左右+頭上から見事に捉えている。“超絶技巧”の大技&小技に「いよっ,日本一!」のコールがかかり「DISC 2」の31分42秒と49分56秒でのドアップのカメラ目線のピース・サインに「いよっ,みんなのアイドル!」のコールがかかる。
そして「準主演」が安藤正容。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の「DISC 1」のハイライトは【ANABELLE】と【NIGHT LIGHT】で聴かせる“ブルージーな”ギターであろう。
「DISC 2」での安藤正容は,いい感じに「脇役」を務めながら,美味しいところを持っていく。29分15秒の「舌ペロリ」よりも29分28秒の「お詫びの敬礼」よりも,ベース・ソロの途中で顔を出す,4分59秒の絵が最高に大好きです!
管理人の結論。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』批評。
『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の新旧19曲を見て聴いて『TREASURE HUNTER』に「寄り添ったような,何となく冒険している,広がり感のある隠れた名曲」が見事に「発掘」&現代の技術で「復元」されていることを実感した。
そう。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の真実とは,現「河野/坂東時代」のスクェアによる“歴代のスクェア・アーカイブ”を巡る「宝探し」!
特にこれまで何十回と聴いてきた【宝島】の中では今回の演奏がベストだと断言しよう! 伊東たけしのEWIが“歌いまくる”【宝島】での「宝探し」は財宝ザックザク!
T−スクェアが探し求めている「秘められた宝」とは,南の孤島にでもなく,コンクリート・ジャングルにでもなく,どこかの惑星にでもなく,実は一番身近な場所に隠されている!
安藤正容よ,伊東たけしよ,T−スクェアの外にではなく,過去の遺産に目を向けよ!
PS 『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』のDVDを一緒に見ていた妻が言い放った一言。「伊東たけしの“笛”がいいね」。妻はEWIのことを“笛”と呼んでおります。
DISC 1
01. Treasure Hunter
02. Chops!!
03. Metro 7
04. Kiss
05. Anabelle
06. 7-6-5
07. The Flight of the Phoenix
08. Night Light
09. Double Rainbow
10. Pearl of the Adriatic
DISC 2
11. Scissors Paper Rock
12. Crown and Roses
13. Future Maze
14. The Bird of Wonder
15. Rondo
16. Last Scene
17. Takarajima
18. Omens of Love
19. Truth
T-SQUARE
MASAHIRO ANDOH : Guitar
TAKESHI ITOH : Sax, EWI
KEIZOU KAWANO : Piano, Keyboards
SATOSHI BANDOH : Drums
SHINGO TANAKA : Bass
ゆえにT−スクェアのLIVE・DVD『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』もスルーする予定だったのだが,つい買ってしまった。
やはり欲しい。どうしても欲しい。その最大の理由は11/20の「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」大分公演でのサイン会目当て。
某信頼できる情報筋から終演後のサイン会があると聞きつけ,即行で予約購入。別にDVDでなくとも,他の手持ちのアルバムにサインをもらえれば,それだけで“大喜び”するのでしょうが今回は特別。
だ〜って「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」のツアー中に「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」の収録済DVDにサインをもらう。こんなことって業界の常識ではまず有り得ない。こんな機会は生涯2度とないことだろう。
( 振替公演だから成立したネタバレのライブ。極端に言えば『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』を「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」でどこまで再現できるかって感じのライブの意味でも )
まっ,管理人の場合,福岡への終電時刻との戦いになるのでサイン会を待たずして帰路へ向かうかもしれないのだが,それはそれで折込済。今の自分にできる最善を尽くしてサイン会へと向かう。いやいや,LIVEを聴くため「大分BRICK BLOCK」へと向かうのだ〜!
それにしても福岡公演で体験済の『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』が良い。非常に良い。
何だかDVDを見ていると,先に見たLIVEが,まるで幻だったかのように思えてきた。自分はあの日,一体何を見ていたのだろうか? 福岡と名古屋では演奏内容が違うのだろうか?
悔しい。管理人は「T−SQUARE ライブツアー2016 『TREASURE HUNTER』」の全貌の半分も見ていなかったのだ。
個人的な大発見が2つあった。1つは【SCISSORS PAPER ROCK】本編前のドラム・ソロのキメ! あれって坂東慧による神保彰並みの電子ドラムによるキメだとばかり思っていたが,バンド全員でチャチャを入れていたんですねぇ。
もう1つはテクニカル・ナンバー=【FUTURE MAZE】で感じる違和感。あの高速ポリリズムに引っ張られずに,よくあんなタイミングでメロを乗せられるなぁ,と唖然。
同じく【SCISSORS PAPER ROCK】〜【CROWN AND ROSES】ときて,ノリノリだったはずの観客が波を打ったように呆然とする様子が印象的。この「戸惑いの空気感」はCDでは伝わらない,これぞDVD効果なるものを実感してしまった。
でもきっとDVDと生ライブに「フィクションとノンフィクション」を感じてしまった原因はテオ・マセロばりの編集作業の“マジック”にある。
そう。「めまぐるしいカット割り」である。クレジットを見ると当日は10台のカメラで撮影されている模様。最高の素材が多いとはいえ,もう少し落ち着いた編集に仕上げてくれたいいのにぃ。
アップテンポの曲調そのまんまの手元スィッチングの連続に,ずっ〜とスイッチが入れられっぱなしで,ちょっと疲れてしまうし,もっとT−スクェアの「顔」である伊東たけしだけを画面一杯に見ていたい,と思ってしまう。
映像作品『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』で「主演」を務めているのが坂東慧である。
坂東慧のダイナミックなドラミングを前後左右+頭上から見事に捉えている。“超絶技巧”の大技&小技に「いよっ,日本一!」のコールがかかり「DISC 2」の31分42秒と49分56秒でのドアップのカメラ目線のピース・サインに「いよっ,みんなのアイドル!」のコールがかかる。
そして「準主演」が安藤正容。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の「DISC 1」のハイライトは【ANABELLE】と【NIGHT LIGHT】で聴かせる“ブルージーな”ギターであろう。
「DISC 2」での安藤正容は,いい感じに「脇役」を務めながら,美味しいところを持っていく。29分15秒の「舌ペロリ」よりも29分28秒の「お詫びの敬礼」よりも,ベース・ソロの途中で顔を出す,4分59秒の絵が最高に大好きです!
管理人の結論。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』批評。
『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の新旧19曲を見て聴いて『TREASURE HUNTER』に「寄り添ったような,何となく冒険している,広がり感のある隠れた名曲」が見事に「発掘」&現代の技術で「復元」されていることを実感した。
そう。『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』の真実とは,現「河野/坂東時代」のスクェアによる“歴代のスクェア・アーカイブ”を巡る「宝探し」!
特にこれまで何十回と聴いてきた【宝島】の中では今回の演奏がベストだと断言しよう! 伊東たけしのEWIが“歌いまくる”【宝島】での「宝探し」は財宝ザックザク!
T−スクェアが探し求めている「秘められた宝」とは,南の孤島にでもなく,コンクリート・ジャングルにでもなく,どこかの惑星にでもなく,実は一番身近な場所に隠されている!
安藤正容よ,伊東たけしよ,T−スクェアの外にではなく,過去の遺産に目を向けよ!
PS 『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』のDVDを一緒に見ていた妻が言い放った一言。「伊東たけしの“笛”がいいね」。妻はEWIのことを“笛”と呼んでおります。
DISC 1
01. Treasure Hunter
02. Chops!!
03. Metro 7
04. Kiss
05. Anabelle
06. 7-6-5
07. The Flight of the Phoenix
08. Night Light
09. Double Rainbow
10. Pearl of the Adriatic
DISC 2
11. Scissors Paper Rock
12. Crown and Roses
13. Future Maze
14. The Bird of Wonder
15. Rondo
16. Last Scene
17. Takarajima
18. Omens of Love
19. Truth
T-SQUARE
MASAHIRO ANDOH : Guitar
TAKESHI ITOH : Sax, EWI
KEIZOU KAWANO : Piano, Keyboards
SATOSHI BANDOH : Drums
SHINGO TANAKA : Bass
(オレンジレディ/ORANGE LADY 2016年発売/OLBL-70003〜4)
(DVD2枚組)
(DVD2枚組)