行ってきませんでした! 中洲ジャズ2020! 1日目! 9/20にゲイツ7からオンライン無料配信された『福岡城,轟かおり&小森陽子,西藤ヒロノブ,日野“JINO”賢二,荒川結,高木里代子,TOKU MEETS AMG7』の5ステージ!

 福岡の夏の終わりの風物詩にして九州最大のジャズ・フェスティバルである中洲ジャズ。2020年はコロナ禍で,あれもこれもが中止となり,一旦は中止が決定されたはずの中洲ジャズ2020
 博多はどんたくも山笠も中止になったのだから中洲ジャズの中止なんて当然のこと,…だとあきらめていたのだが,あらまあ,山ちゃんの飲み会の席で企画された“ゆるゆるの”ド素人軍団「実行委員会」がやってくれました! 大赤字覚悟での無観客開催に感謝&大感謝です。

 1日目の出演は6組。2日目は7組。調べてみると2019年は71組だったから比べると6分の1。持ち時間は20分。トリだけが30分。やりたいことも満足に出来ない状況+生配信のプレッシャーがかかる中「出演したくても出演できなかったジャズメンの気持ちを背負った」13組のアーティストが最高のステージを披露してくれました。

 ただし,上記の出演13組とは公式のお話。2020年の会場はゲイツ7の一会場のみですが,進行上はAステージ(ゲイツ7のメインステージ)とBステージ(ゲイツ7の左奥のバーカウンター周辺)の2箇所の交互転換。それでセットチェンジの時間にはTOGGYナビゲートで,今回参加できなかったアーティストたちからの事前収録されたメッセージが放送されました。

 そう。実際には20組〜30組。過去に出んしたことのある東京組や海外組から寄せられたメッセージ&ちょっとした自己紹介代わりの演奏が挟まれてくる。中には一度も出演したことのない辻仁成からのメッセージが放送されたのはなぜ? 小松政夫や博多華丸・大吉など音楽とは無関係ながら博多愛に溢れる芸人たちからのメッセージまでもが流れてくる。
 こんな「ごり押し」がユーチューブなのにTVっぽい! 本家KBCはラジオで沢田幸二が生中継していたのだが,明らかにラジオではなくユーチューブの方に力が入っていた。某出演者の感想を借りれば「NASAの宇宙ステーション並み」ですって!

 さて,1日目のハイライトは「西藤ヒロノブ×日野“JINO”賢二×荒川結」のスーパー・セッション
 配信ライブは2回だけで,DIMENSIONでもT−スクェアでも盛り上がらなかった管理人だったのに「西藤ヒロノブ×日野“JINO”賢二×荒川結」ではつい声が漏れてしまった。
 3人のバカテクが凄かった。グルーヴィー&メロディアスなのが凄かった。管理人はこんな配信ライブを待っていたんだ〜! ウォーッ!

 この日は21時から国民的TV番組「半沢直樹」があったので,その時間の中洲ジャズは「裏番組」でした。全編1曲も見ていない「バンバンバザール」さん,くろちゃん,ごめんなさい。ラストの【上を向いて歩こう】1曲だけが間に合った「TOKU MEETS AMG7」さん,ごめんなさい。

 とにもかくにも関係者全員のお力添えで中洲ジャズは来年の開催へとつながった! カモーン,中洲ジャズ2021

JINO JAM
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