「TRIX@BOTTOMLINE アーカイブAGAIN」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。
TRIXとは「ハイパー・テクニカル・コミック・フュージョン・サービス団体」である。ゆえにTRIXのライブを普通のフュージョン・バンドのライブと考えてはならない。
フュージョン・ファンであればライブで1曲でも多くの生演奏を見たいと思うものだろうが,TRIX・ファンに関しては1分でも長くMCを聞きたいと思って参戦している。
これまで1度も参戦したことはないのだが,至る所でそのような噂が回っていた。
…で,家政婦は,いいや,管理人は見た! TRIX・ライブのハイライトとは,メンバーと観客が一体となった,愛ある“熊ちゃんイジリ”であった。
MCでは内輪ネタも多かったが,それもこれも社長である熊ちゃんの人柄の良さから来ている。佐々木秀尚が語るは熊谷徳明とは「いつも揺れ揺れっすね。ブレブレ。本当ダメっすね。ヘタクソすぎる。いい人が出ちゃうんだよね。ついね。正直者でちゃう〜」。
そう。ドラマーとしても素晴らしいし,作編曲も素晴らしい。でも熊ちゃんの場合は人柄の素晴らしさが一番なのです。愛されキャラの熊ちゃんだから皆んなで応援したくなるのです。ライブ会場に駆けつけた観客が全員認めているのです。
例えば,熊谷徳明的に「TRIX アルバム発売ツアー『PRESENT〜TRIXは止まらない』」のハイライトは【戦士(T−8000)】の電飾マスク。【クワガッタン】製作マスクの流用だそうですが,マスクだけでなくサーベルからも音が出る凝りよう。
「カッコイイ。カッコイイ。ちゃんとマスクしている。(【戦士(T−8000)】の電飾マスクの上に普通の白いコロナ用のマスクを2枚重ねて)コロナですから! 逆に不気味ですね」。
「これなんなんですか? ターミネターですよ。言っちゃってますよ」。「今やった曲なんですか? ターミネーターです。違う。違うでしょ。TRIXの曲でしょ?」
「久々の工作じゃないですか。ユーチューバーっぽい」。「今回これね。すっごい作るの楽しかった。意外とこれ簡単に作れるんですよ」。…とここから熊ちゃんの電飾マスク作り講座 → 「何お客さん増やそうとしているんですか? FINALとかみんな着けてるでしょう。本気でヤバイ」。
「リハーサルの日はおめめ入ってなかったのに【クワガッタン】の赤色のLEDを使いました。凄い。やっぱ積み重ねてきたバンドは違うね。LEDが8個だから1【クワガッタン】が亡くなると4【戦士】できる」。
「デモが送られてきてイントロ始まって数秒で分かりました。これあれじゃん」。「オマージュです」。「パクッテいない。おまんじゅう」。「おおっと,エンジンかかってきましたね」。
「リハの前に写真が送られてきた。下にニッコリマークが付いている。まずはそれだけ。リハに行きました。「あっ,これなんだわ。でっ?」。「適当に着けて」。「最初LEDが入ってなかったから,ただのシルバーの変な人だった。やっべぇ,これ企画倒れだと思って,ダメだこりゃ,と思ったの。次の日の朝【クワガッタン】を分解してLED入れてみたの。出来上がったじゃん。見たじゃん。俄然テンション上がったから。俺は行ける,俺は行けると思った」。
「出来上がったけど,いざ舞台に持ってきて,う〜ん,これどういう風にやったらいいのか」。「ノープラン。割と上手くできた方。何かしらの時間が過ぎた。何か足跡を残した」。
「これ,自動車のボンネットに4つ並べて,絶対にヤバイと思う。みんな車線開けてくれると思う」。
最後に熊谷徳明からの魂の言葉を贈ります。「俺は本当に今の【戦士(T−8000)】がウケルかどうかで寝れなかった」。「【戦士(T−8000)】が終われば,全てが終わったという感じ」。
そう。熊谷徳明とは「MR.ノープラン」の男なのです。だからTRIX・ライブの真髄とは,愛ある“熊ちゃんイジリ”を,みんなで共有することにあるのです。
最後にその一部を【戦士(T−8000)】絡みについてだけご紹介−1。
事件は【AN INDEX】のエンディングで起きた。本来なら【AN INDEX】の途中で須藤満のベース・ソロ&熊谷徳明のドラム・ソロから【AN INDEX】のテーマへ戻ってのエンディングった。そしてそのエンディングで,再び【戦士(T−8000)】の電飾マスクを使いまわしてポージングを決める予定だったはず(全ては未確認です)。なのに熊谷徳明が一人【AN INDEX】ではなく【RECOLLECTION】の,あのドラム・ロールを叩き出したから,もう大変!
須藤満が顔をしかめ,佐々木秀尚が首をかしげつつ【RECOLLECTION】で完奏直後にストさんが言い放つ。
「…っていうか,すいませんすいません。あのう,こういうのになったら俺たち最後ね,前出てってポージングしなきゃいけない身体にもうなってるじゃん。飼いならされちゃって,調教されちゃって。それはいいよ。百歩違ってそれはいいとして。曲違くない? エンディング違う曲じゃない?」。「今演った曲何て言う曲名ですか?」→「【RECOLLECTION】」→「違うよ。違えよ」→「【戦士(T−8000)】でしょ?」→「違うよ。随分戻ったね」。
「それにしてはピッタリ合ってたね。違和感がないのが恐いんだけどね。そうなってしまった私たちの身体」。「もう元には戻れない」。「いやぁ,本当にね。バンドって本当にいいもんですね?(by 水野春郎)」。「さよなら,さよなら,さよなら」。「それ違う人。また違う人」。
【戦士(T−8000)】絡みについてだけご紹介−2。
「なんかねぇ。2人は大そう【AN INDEX」のBメロのところが感動してたね。なんかねぇ。コード進行とかね」。「ああ,そうですね。凄いっすね」「俺が真剣に作っていた時だよなぁ」。「あれ,今は?」。「今も真剣に作ってますよ。【戦士(T−8000)】とかね」。「真剣の方向性なんだよなぁ」。
「凄い真剣に作ったのはコレだと思う(と電飾マスクを取り出してきて)」「正解」。「さすが,さすが,大将,さすがですね」。
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
TRIXとは「ハイパー・テクニカル・コミック・フュージョン・サービス団体」である。ゆえにTRIXのライブを普通のフュージョン・バンドのライブと考えてはならない。
フュージョン・ファンであればライブで1曲でも多くの生演奏を見たいと思うものだろうが,TRIX・ファンに関しては1分でも長くMCを聞きたいと思って参戦している。
これまで1度も参戦したことはないのだが,至る所でそのような噂が回っていた。
…で,家政婦は,いいや,管理人は見た! TRIX・ライブのハイライトとは,メンバーと観客が一体となった,愛ある“熊ちゃんイジリ”であった。
MCでは内輪ネタも多かったが,それもこれも社長である熊ちゃんの人柄の良さから来ている。佐々木秀尚が語るは熊谷徳明とは「いつも揺れ揺れっすね。ブレブレ。本当ダメっすね。ヘタクソすぎる。いい人が出ちゃうんだよね。ついね。正直者でちゃう〜」。
そう。ドラマーとしても素晴らしいし,作編曲も素晴らしい。でも熊ちゃんの場合は人柄の素晴らしさが一番なのです。愛されキャラの熊ちゃんだから皆んなで応援したくなるのです。ライブ会場に駆けつけた観客が全員認めているのです。
例えば,熊谷徳明的に「TRIX アルバム発売ツアー『PRESENT〜TRIXは止まらない』」のハイライトは【戦士(T−8000)】の電飾マスク。【クワガッタン】製作マスクの流用だそうですが,マスクだけでなくサーベルからも音が出る凝りよう。
「カッコイイ。カッコイイ。ちゃんとマスクしている。(【戦士(T−8000)】の電飾マスクの上に普通の白いコロナ用のマスクを2枚重ねて)コロナですから! 逆に不気味ですね」。
「これなんなんですか? ターミネターですよ。言っちゃってますよ」。「今やった曲なんですか? ターミネーターです。違う。違うでしょ。TRIXの曲でしょ?」
「久々の工作じゃないですか。ユーチューバーっぽい」。「今回これね。すっごい作るの楽しかった。意外とこれ簡単に作れるんですよ」。…とここから熊ちゃんの電飾マスク作り講座 → 「何お客さん増やそうとしているんですか? FINALとかみんな着けてるでしょう。本気でヤバイ」。
「リハーサルの日はおめめ入ってなかったのに【クワガッタン】の赤色のLEDを使いました。凄い。やっぱ積み重ねてきたバンドは違うね。LEDが8個だから1【クワガッタン】が亡くなると4【戦士】できる」。
「デモが送られてきてイントロ始まって数秒で分かりました。これあれじゃん」。「オマージュです」。「パクッテいない。おまんじゅう」。「おおっと,エンジンかかってきましたね」。
「リハの前に写真が送られてきた。下にニッコリマークが付いている。まずはそれだけ。リハに行きました。「あっ,これなんだわ。でっ?」。「適当に着けて」。「最初LEDが入ってなかったから,ただのシルバーの変な人だった。やっべぇ,これ企画倒れだと思って,ダメだこりゃ,と思ったの。次の日の朝【クワガッタン】を分解してLED入れてみたの。出来上がったじゃん。見たじゃん。俄然テンション上がったから。俺は行ける,俺は行けると思った」。
「出来上がったけど,いざ舞台に持ってきて,う〜ん,これどういう風にやったらいいのか」。「ノープラン。割と上手くできた方。何かしらの時間が過ぎた。何か足跡を残した」。
「これ,自動車のボンネットに4つ並べて,絶対にヤバイと思う。みんな車線開けてくれると思う」。
最後に熊谷徳明からの魂の言葉を贈ります。「俺は本当に今の【戦士(T−8000)】がウケルかどうかで寝れなかった」。「【戦士(T−8000)】が終われば,全てが終わったという感じ」。
そう。熊谷徳明とは「MR.ノープラン」の男なのです。だからTRIX・ライブの真髄とは,愛ある“熊ちゃんイジリ”を,みんなで共有することにあるのです。
最後にその一部を【戦士(T−8000)】絡みについてだけご紹介−1。
事件は【AN INDEX】のエンディングで起きた。本来なら【AN INDEX】の途中で須藤満のベース・ソロ&熊谷徳明のドラム・ソロから【AN INDEX】のテーマへ戻ってのエンディングった。そしてそのエンディングで,再び【戦士(T−8000)】の電飾マスクを使いまわしてポージングを決める予定だったはず(全ては未確認です)。なのに熊谷徳明が一人【AN INDEX】ではなく【RECOLLECTION】の,あのドラム・ロールを叩き出したから,もう大変!
須藤満が顔をしかめ,佐々木秀尚が首をかしげつつ【RECOLLECTION】で完奏直後にストさんが言い放つ。
「…っていうか,すいませんすいません。あのう,こういうのになったら俺たち最後ね,前出てってポージングしなきゃいけない身体にもうなってるじゃん。飼いならされちゃって,調教されちゃって。それはいいよ。百歩違ってそれはいいとして。曲違くない? エンディング違う曲じゃない?」。「今演った曲何て言う曲名ですか?」→「【RECOLLECTION】」→「違うよ。違えよ」→「【戦士(T−8000)】でしょ?」→「違うよ。随分戻ったね」。
「それにしてはピッタリ合ってたね。違和感がないのが恐いんだけどね。そうなってしまった私たちの身体」。「もう元には戻れない」。「いやぁ,本当にね。バンドって本当にいいもんですね?(by 水野春郎)」。「さよなら,さよなら,さよなら」。「それ違う人。また違う人」。
【戦士(T−8000)】絡みについてだけご紹介−2。
「なんかねぇ。2人は大そう【AN INDEX」のBメロのところが感動してたね。なんかねぇ。コード進行とかね」。「ああ,そうですね。凄いっすね」「俺が真剣に作っていた時だよなぁ」。「あれ,今は?」。「今も真剣に作ってますよ。【戦士(T−8000)】とかね」。「真剣の方向性なんだよなぁ」。
「凄い真剣に作ったのはコレだと思う(と電飾マスクを取り出してきて)」「正解」。「さすが,さすが,大将,さすがですね」。
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
09.MOVING PARADISE
10.AN INDEX〜BASS SOLO〜DRUM SOLO〜RECOLLECTION
11.PRESENT
12.GOODEEE
アンコール:
13.CORE
14.HERCULES
10.AN INDEX〜BASS SOLO〜DRUM SOLO〜RECOLLECTION
11.PRESENT
12.GOODEEE
アンコール:
13.CORE
14.HERCULES