行ってきませんでした! 12/25「チキンジョージ」の「T−SQUARE AIPHA “YEAREND SPECIAL 2021”@神戸チキンジョージ』2日目」!

 2021の年末チキンは3days。← 年末チキンと書くと,どうしてもケンタッキーとイメージが被る。ケンタ,なんであんなに美味しいんでしょう。
 1日目に続いて2日目も配信で参戦。何て贅沢で幸福なのでしょう。半年前のスクェアとは全然違った1日目の「T−SQUARE ALPHA」に大興奮。ただしまだまだ甘かった。2日目の「T−SQUARE ALPHA」はさらに物凄かった!
 白井アキトの“神サポート”が全開だったのだが,そんな白井アキトをも“喰った”のがベース森光奏太である。

 そう。2021年12月25日のクリスマスの夜。イエス・キリストに代わって,J−フュージョン界にニュー・スターが誕生した! “神ベーシスト森光奏太が大降臨〜! 森光奏太の“うなる”ベースがグイグイとバンド全体を引っ張っていく!
 
 オープニングの2曲が終了した時点で「ホーム,チキンジョージの2日目。今日はありがとうございました。もう出し切ったかもしんない。凄いんだよ,奏太が!」と言わせてしまったのだったが,ハイライトとなる【MYSTIC ISLAND】〜【AI FACTORY】の超高速グルーヴ・ナンバーの連続演奏後の,坂東慧のあの絶頂を迎えた時の出すであろう,あの「かすれ声」が全てだった。

 「どうもありがとうございます。楽しい。楽しすぎて楽しすぎて。いや〜もう楽しくて。もう叫びすぎて。凄い」。かつて,こんなにも興奮した坂東慧を見たことがあっただろうか? 感激の声! はしゃぎすぎて枯れ果てた「かすれ声」! きっと演奏中に,このまま死んでしまってもいい,と思ったくらいにドラムを叩いて+叩いて+叩きまくったことだろう。坂東慧の「人生最高のヒトコマ」を目撃した(見せつけられた)と思って間違いはない。

 メンバー紹介の時に,森光奏太に,楽屋裏でのシュミレーション通りに「伊東たけしさん」ではなく「伊東たけし〜」と,呼び捨てでコールされたことにご立腹だったはずの(冗談です)伊東たけしも「いや〜,奏太凄いな。凄いわ」。「いいね今日,ゴキゲンだね。この楽しさを分かっていただいてますか?」と大絶賛! イエーイ!

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 伊東 たけし : Alto Saxophone,EWI
 ★ 坂東 慧 : Drums

 ☆ 白井 アキト : Keyboard
 ☆ YUMA HARA : Guitar
 ☆ 森光 奏太 : Bass

 そういうことで2日目の主役は森光奏太の“神ベース”である。雰囲気としては(全然別物なのは百も承知で)かつてスクェアに在籍した“超ウルトラ・ハイパー・ベーシスト”である森岡克司の再来のように感じてしまった。
 かつての森岡克司スクェアには早すぎたが,現在のスクェアであれば森光奏太はフィットしてくれるはず。そう確信できた配信ライブ

 さて,最後に配信ライブとは無関係な個人的な思いを書く。個人的に森光奏太と来れば2014年の広島で観ているし,記憶にあるのは,10代にしてすでに“超絶技巧”のTOPクラスで,あの則竹裕之に「おじさんたちの仕事がなくなるとかなんとか」言わせたこと。だから管理人も森光奏太の名前をずっと覚えていたし「ついに来たか」的な思い入れを抱いている。
 マジであの時則竹裕之森光奏太を自分のバンドに引き抜いていれば「TWILIGHT EXPRESS」が幻で終わることもなかっただろうし,そうなれば和泉宏隆が亡くなることもなかったかもしれないし…。

 スクェアに在籍した“4人の天才”のうち「4人目の天才」である坂東慧は今もスクェアに在籍し「3人目の天才」である松本圭司が,昨日遂に復帰を果たした。そして「2人目の天才」本田雅人のカムバック・プロジェクトも水面下で進行中…。
 しかし「1人目の天才」である和泉宏隆はもうスクェアには戻って来れない。森光奏太の名前を聞くと則竹裕之和泉宏隆の名前も浮かんでくる…。

 森光奏太くん,和泉さんの無念の分まで頑張って…。おおっと,田中普吾も引き続き〜。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。



01.A DREAM IN A DAY DREAM
02.FLY! FLY! FLY!
03.A FEEL DEEP INSIDE
04.SABANA HOTEL
05.FORGOTTEN SAGA
06.TALKING MOUNTAIN(TOPS)
07.《仮》TRIAL ROAD


 
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