「T−SQUARE AIPHA “YEAREND SPECIAL 2021”@神戸チキンジョージ』2日目」!
LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。
「今日は2日目ですけどね。『T−SQUARE ALPHA』。昨日は昨日でね,ああいうサウンドになるし。今日は今日でこういうサウンドになるんだろうと。本当に面白いですね。音楽ってね。有機体のように変わっていくと。まぁその辺をこれからスクェアを聴きに来る醍醐味という事で。今後一つこちらさまも,どちらさまも,あちらさまもどうか一つ,よろしゅうお願いいたします」。
この2日間のクリスマス・ライブで,伊東たけしのこの言葉が真実であることを再び目撃した。同じ会場,同じセットリストなのに1日目と2日目ではまるで違った演奏なのである。
たった1人のメンバー・チェンジで変わるのだからメンバーが2人も変われば,そりゃ変わるわなぁ。だから音楽は奥が深い。それが特にアドリブの出来に多くがかかるジャズ/フュージョンであれば尚更である。
1日目のサポートである松本圭司&田中普吾組は,安定感バツグンで,だからこそ楽曲の成長を引き出していて“COOL”なグルーヴが,心の奥底からジワジワと来ていたのだが,2日目のサポートである白井アキト&森光奏太組は,バンドを疾走させるノリが最高で,行けるところまで行く感じ,特に森光奏太の“うなる”ベースが「T−SQUARE ALPHA」を,これまでどうしても届かなかった席にまで連れ出してくれるような期待感を伴っている。
個人的には2日目の演奏の方に軍配を上げたいが,勝ち負けはそう単純なものではない。元々がファミリーなのだから「T−SQUARE ALPHA」に勝ち負けの概念など存在しない。
例えば,白井アキトがMCで松本圭司のことに触れて「昨日はまさかの松本圭司さん,僕もうれしいです。聴きたかったです」「実はMHさんのところで,遥か昔にご一緒したことがあるんですよ。僕もその時23とかだったので。今はね,ちょっとは僕も上達したんじゃないかと思ってたら,遥か先を行かれてて,流石だなぁと思いまして,そんな刺激をいっぱい受けてやってきました」と語たったりするわけですよ? オジサンは泣けてしょうがありませんよ〜。
M(宮崎隆睦)の時代とか,H(本田雅人)の時代とか,いろんな事情を抱えている伊東たけしも「T−SQUARE ALPHA」について「まさかこんな時代が来るとも思ってなかったですけど,MAさんのお陰で,またこうやってね新しく若手の優秀なプレイヤーと一緒に演奏できるなんて最高に幸せですけども」と“ファミリー感丸出し”で語っていたが,一方でどうにもMA(安藤正容)についてはイニシャル・トークでないと機嫌が悪い。新たな火種勃発なのかなぁ。
「喧嘩するほど仲が良い」。それがスクェア・ファミリーなのです。5年おきに結成されてきた「T−SQUARE SUPER BAND」や定期的に集まり合う「THE SQUARE REUNION」がそうだし,今回の松本圭司のように個人的な出戻りもOKなのです。青木さんも頭も下げるし謝罪もできる男なのです。はい。
【SENTIMENTAL REASON】の曲紹介で坂東慧が「次やる曲はですね。安藤さんの曲なんですけども,あっ,そうだ,伊東さんがいらっしゃらない時期の安藤さんの曲〜」「セットリストの候補曲出した時に,必ず断わられてた曲なんですけどもね。安藤さんのモノマネで「これやめとこうか」。そういうことが2,3回ありましたね」と紹介していた。
「もういい加減にしようね。何があったんでしょう。いいかそんなことは」と,またしてもMAの実名発言におかんむりかと思いきや「これMHの時代ですよね。で,あのこれ練習してたら,段々なんか気持ちが高ぶってきて,晩飯時に本田に電話したんですよ。もの凄い迷惑だったと思う。1時間ぐらい電話して「お前のあれ今やってんだよと。今スクェア最高に面白いぞ〜」とか言いだしちゃって…。
( ここから先のMCは流石の管理人でも自主規制させていただきます )
【SENTIMENTAL REASON】のカウント前に「ちょっと待って。間違いそうな気がしてきた。本田より上手く吹かなきゃ」だって〜。伊東さん,本当は本田さんのこと大好きなんだなぁ。
LIVEレポート2回目の最後にニュー・アルバムの情報を解禁しておきます。
「面白いのできそうですね。本来だったら来年ね,プリプロやって,それからスタジオに何日か後に入るんですけど,今回はできたものから全部データを貰って,こっそり一人でちょっと先に予習をさせていただく,予習をしてるんですけど,何かいいのが録れたら坂東に「これどう?」って送るんです。そうすると「あっ,いい感じですね。〇」とか「凄いいい」というと拍手の絵文字が1個付いてきて,何かの時に3個付いてきたんですよね。それで,あっ,あの1個っていうのはもしかしてそこまではよくないけど,まぁ落第点ではないけど,っていうとこなのかなぁとか,あのストレートに言ってきませんからね,もうちょっと頑張ってくださいとか。ねっ。だから僕の中ではこの拍手の絵文字が今3つが最高なんですけど,最高は幾つかというのが気になる所で。まぁ僕ら子供の頃は5点満点ね,通知表5が一番良かった。1個しかないというのはこれは最悪ですよね。3というのはまぁ普通っていう話なんですよ。だから基準がどこにあるのかちょっと分からないので悩んでいるところなんですけどねぇ。でも何か面白いですよね。その文章からこう気持ちを読み取るというところ」 → 「まさかそういうところを気にされてるとは思ってなかったので」 → 「気にするんだったら曲に集中しろっ話なんですよね」 → 「でも1回,いい感じです。って返したらお化けの絵文字が送られてきたんですが,どういう意味なんですか?」 → 「昇天してる」 → 「何時,朝とかに送ってきたりとかね,夜送ってきたり,もうすぐやりたくなっちゃうんですよ。なんかそれも自分の中で,これから1時間後に送り返せるかどうか,とかね,そういうことも考えて一生懸命そこでやってたら,左の腕が上がらなくなっちゃって,こっちに来る前に注射打ってもらってやっとこの辺まで上がるようになったんですけどね。でも楽しいです。こういうやり方っていうのは今まではできない話でしたから」。
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。
「今日は2日目ですけどね。『T−SQUARE ALPHA』。昨日は昨日でね,ああいうサウンドになるし。今日は今日でこういうサウンドになるんだろうと。本当に面白いですね。音楽ってね。有機体のように変わっていくと。まぁその辺をこれからスクェアを聴きに来る醍醐味という事で。今後一つこちらさまも,どちらさまも,あちらさまもどうか一つ,よろしゅうお願いいたします」。
この2日間のクリスマス・ライブで,伊東たけしのこの言葉が真実であることを再び目撃した。同じ会場,同じセットリストなのに1日目と2日目ではまるで違った演奏なのである。
たった1人のメンバー・チェンジで変わるのだからメンバーが2人も変われば,そりゃ変わるわなぁ。だから音楽は奥が深い。それが特にアドリブの出来に多くがかかるジャズ/フュージョンであれば尚更である。
1日目のサポートである松本圭司&田中普吾組は,安定感バツグンで,だからこそ楽曲の成長を引き出していて“COOL”なグルーヴが,心の奥底からジワジワと来ていたのだが,2日目のサポートである白井アキト&森光奏太組は,バンドを疾走させるノリが最高で,行けるところまで行く感じ,特に森光奏太の“うなる”ベースが「T−SQUARE ALPHA」を,これまでどうしても届かなかった席にまで連れ出してくれるような期待感を伴っている。
個人的には2日目の演奏の方に軍配を上げたいが,勝ち負けはそう単純なものではない。元々がファミリーなのだから「T−SQUARE ALPHA」に勝ち負けの概念など存在しない。
例えば,白井アキトがMCで松本圭司のことに触れて「昨日はまさかの松本圭司さん,僕もうれしいです。聴きたかったです」「実はMHさんのところで,遥か昔にご一緒したことがあるんですよ。僕もその時23とかだったので。今はね,ちょっとは僕も上達したんじゃないかと思ってたら,遥か先を行かれてて,流石だなぁと思いまして,そんな刺激をいっぱい受けてやってきました」と語たったりするわけですよ? オジサンは泣けてしょうがありませんよ〜。
M(宮崎隆睦)の時代とか,H(本田雅人)の時代とか,いろんな事情を抱えている伊東たけしも「T−SQUARE ALPHA」について「まさかこんな時代が来るとも思ってなかったですけど,MAさんのお陰で,またこうやってね新しく若手の優秀なプレイヤーと一緒に演奏できるなんて最高に幸せですけども」と“ファミリー感丸出し”で語っていたが,一方でどうにもMA(安藤正容)についてはイニシャル・トークでないと機嫌が悪い。新たな火種勃発なのかなぁ。
「喧嘩するほど仲が良い」。それがスクェア・ファミリーなのです。5年おきに結成されてきた「T−SQUARE SUPER BAND」や定期的に集まり合う「THE SQUARE REUNION」がそうだし,今回の松本圭司のように個人的な出戻りもOKなのです。青木さんも頭も下げるし謝罪もできる男なのです。はい。
【SENTIMENTAL REASON】の曲紹介で坂東慧が「次やる曲はですね。安藤さんの曲なんですけども,あっ,そうだ,伊東さんがいらっしゃらない時期の安藤さんの曲〜」「セットリストの候補曲出した時に,必ず断わられてた曲なんですけどもね。安藤さんのモノマネで「これやめとこうか」。そういうことが2,3回ありましたね」と紹介していた。
「もういい加減にしようね。何があったんでしょう。いいかそんなことは」と,またしてもMAの実名発言におかんむりかと思いきや「これMHの時代ですよね。で,あのこれ練習してたら,段々なんか気持ちが高ぶってきて,晩飯時に本田に電話したんですよ。もの凄い迷惑だったと思う。1時間ぐらい電話して「お前のあれ今やってんだよと。今スクェア最高に面白いぞ〜」とか言いだしちゃって…。
( ここから先のMCは流石の管理人でも自主規制させていただきます )
【SENTIMENTAL REASON】のカウント前に「ちょっと待って。間違いそうな気がしてきた。本田より上手く吹かなきゃ」だって〜。伊東さん,本当は本田さんのこと大好きなんだなぁ。
LIVEレポート2回目の最後にニュー・アルバムの情報を解禁しておきます。
「面白いのできそうですね。本来だったら来年ね,プリプロやって,それからスタジオに何日か後に入るんですけど,今回はできたものから全部データを貰って,こっそり一人でちょっと先に予習をさせていただく,予習をしてるんですけど,何かいいのが録れたら坂東に「これどう?」って送るんです。そうすると「あっ,いい感じですね。〇」とか「凄いいい」というと拍手の絵文字が1個付いてきて,何かの時に3個付いてきたんですよね。それで,あっ,あの1個っていうのはもしかしてそこまではよくないけど,まぁ落第点ではないけど,っていうとこなのかなぁとか,あのストレートに言ってきませんからね,もうちょっと頑張ってくださいとか。ねっ。だから僕の中ではこの拍手の絵文字が今3つが最高なんですけど,最高は幾つかというのが気になる所で。まぁ僕ら子供の頃は5点満点ね,通知表5が一番良かった。1個しかないというのはこれは最悪ですよね。3というのはまぁ普通っていう話なんですよ。だから基準がどこにあるのかちょっと分からないので悩んでいるところなんですけどねぇ。でも何か面白いですよね。その文章からこう気持ちを読み取るというところ」 → 「まさかそういうところを気にされてるとは思ってなかったので」 → 「気にするんだったら曲に集中しろっ話なんですよね」 → 「でも1回,いい感じです。って返したらお化けの絵文字が送られてきたんですが,どういう意味なんですか?」 → 「昇天してる」 → 「何時,朝とかに送ってきたりとかね,夜送ってきたり,もうすぐやりたくなっちゃうんですよ。なんかそれも自分の中で,これから1時間後に送り返せるかどうか,とかね,そういうことも考えて一生懸命そこでやってたら,左の腕が上がらなくなっちゃって,こっちに来る前に注射打ってもらってやっとこの辺まで上がるようになったんですけどね。でも楽しいです。こういうやり方っていうのは今まではできない話でしたから」。
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
08.SENTIMENTAL REASON
09.MYSTIC ISLAND
10.AI FACTORY
11.TEXAS KID
12.明日への扉
アンコール:
13.TRUTH
09.MYSTIC ISLAND
10.AI FACTORY
11.TEXAS KID
12.明日への扉
アンコール:
13.TRUTH