行ってきました! 中洲ジャズ2022 1日目! 9/17の『桜井ゆみGROUP FEAT.江藤良人,藤原清登 JUMP MONK BBS,内山覚,青木カレン×友田ジュン DUO,吉岡かつみMODERN BOP QUINTET』の4ステージ!

 3年振りです。やっと中洲ジャズで生演奏を聴くことができました。
 久しぶりの感じが物凄くした。でも「あっ,この感じ」と思う瞬間も何度もあった。人出が少なかったのは台風14号のせい? 昨日も小雨が降ったしコロナ警戒のせい? 何だか初期の中洲ジャズの雰囲気を感じた。後は管理人のLIVEレポートの勘が戻るだけである。 

 書きたいことはたくさんある。まずは主催者の皆さんへの大感謝。これである。不運なことに2日目の開催は中止というか生配信に振り替えられた。大型の猛烈台風来襲ですので仕方がない。オンラインが決まっただけでも大感謝。全て無料なのにきめ細かな運営には頭が下がります。
 そしてミュージシャン。お目当てのステージに移動する間にも,隣りのステージの音が聞こえてくるのだが,通りすがりにして,いい音が流れてくる。ここ数年ですっかり「中洲ジャズヴォーカルフェスティバル」へと様変わりしたのだが,それでも歌伴がジャズしているので後ろ髪を惹かれてしまう〜。

 昨日は集会後の別の集まりで支部へ相談していた手紙の精査で帰宅は10時半,当日も視覚障害の不正受給のよくわからない話を耳を傾けて聞き,断絶からの不活発に落ち着かせる電話をして,午後の研究予定を月曜日へと変更してもらって参戦するも翌日の講演の筋書きを手元に置いてのLIVE鑑賞で栄養ドリンクがぶ飲み状態。でも何だか今年はワクワク感が勝ってしまい4時間の予定で出掛けたのに5時間立ちっ放しだったので,家に帰って食事をしたら放心状態。何にも手が付けられずに11時には寝ちゃいました。コロナ禍の間は体力を落とさないように意識的にトレーニングもしていましたが,中洲ジャズで聴き歩きする体力は別物なのか,LIVE用の身体作りも頑張ろうと思いました。

 5時過ぎには「桜井ゆみGROUP FEAT.江藤良人」を見るために「BLUEステージ」に到着したのですが,すでに演奏がスタートしており,客席もほぼ埋まっていて立ち見になりましたが,途中で結構強めの雨が降り出して,客席前方の人たちが屋根のある方に退避したので,真ん中ぐらいの場所まで前進して座って見ることができました。
 桜井ゆみヴォーカルも良かったし丹羽肇ベースも素晴らしかったが“FROM TOKYO”とコールされていた江藤良人ドラムソロがハイライト扱いなのは流石でした。

 実は最初に「BLUEステージ」に行ったのは「桜井ゆみGROUP FEAT.江藤良人」の次の出演予定である「藤原清登 JUMP MONK BBS」を間近で見る目的のためでした。おかげでステージ・チェンジの間に客席の2列目ど真ん中をGET! 「藤原清登 JUMP MONK BBS」の何ともレアすぎる4台のベースの共演に大興奮!
 “モダンベースの王者藤原清登を見るのは人生初の経験で藤原清登ベース・ラインを無視したアドリブに戸惑いも感じたのだが,あれが「藤原清登 JUMP MONK BBS」の音楽性なのだろう。4台のベースがぶつかり合う場面では,ただ重低音が膨らむだけで4台のベースの必然性は感じない。4人の4台のベーシストのソロ廻しが4人4様で最高に楽しかった。
 ただし「藤原清登 JUMP MONK BBS」で一番印象に残ったのは内山覚の錯乱させるギターのウネリ! カッコイイ〜!

 3ステージ目は「YELLOWステージ」に移動しての「青木カレン×友田ジュン DUO」。お美しい青木カレンを一度生で堪能したかったのもあるが,管理人のお目当てはDIMENSIONのサポートで入った友田ジュンエレピにある。
 「藤原清登 JUMP MONK BBS」が藤原清登ソロ不調で持ち時間前に切り上げられたものだから「YELLOWステージ」へ早めに移動してセッティングとリハーサルが白熱する様子をバッチリ見ることができた。
 青木カレンって,強気な性格そのままで,リハも一発で仕上がってイケイケ状態。そんな中,友田ジュンが時間調整のため延々と開始時刻の寸前までエレピソロで場を繋いでくれた。完全即興でのサウンドチェックに驚いた! あれはテープを回すべきである。キース・ジャレットで例えるなら『ケルン・コンサート』のような甘くロマンティックな即興演奏友田ジュンくんもゾーンに入ったかのように美メロを追いかけるついでのサウンドチェック。音色や音程以上に,とにかく気持ち良く弾く,が友田ジュン流のサウンドチェックである。
 そんな友田ジュン推しのステージでしたが,管理人の視線の半分以上は“動く”青木カレンが超細い。王道のジャズヴォーカルで,友田ジュンへムチャブリ連発! 女王様はお美しい!

 家を出かける前に9時には帰宅すると妻に伝えていたので,ラストは通りすがりに何ステージかを見るつもりで,ちょっと立ち寄った「CROSSOVERステージ」の「吉岡かつみMODERN BOP QUINTET」だったがこれが良かった。歩きながらほんのちょっとだけ足を止めてメンバーの表情を覗いただけだったのが,警備員に「立ち止まらずに中に入ってください」と案内されたのが,ステージ客席2列横の立ち見場所。本来はこんな立ち見禁止のはずなのに,知らぬ間にめちゃめちゃ人が集まっていて通路確保のための会場IN。にしても極上のハード・バップ・ショー。メンバー全員が腕達者でロング・ソロとアンサンブルがちょうどいい塩梅。良い出会いに感謝しましたし,これがあるのが中洲ジャズだったよなぁ。あの感覚を取り戻してきました!

 中洲ジャズ2022LIVEレポートは明日も続きます。

Eternal Melody
Eternal Melody
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION