『DUET WITH MAKOTO OZONE』の1曲目は【BIENVENIDOS AL MUNDO】。

 イントロから2台のピアノが“じゃれ合う”【BIENVENIDOS AL MUNDO】が最高である。
 「ザ・トリオ」が一軒家での“追いかけっこ”だとすれば,小曽根真塩谷哲の“追いかけっこ”は一部屋の中。

 狭い部屋の中を上下左右にぐるぐると,机の上の物を次々に落下させ,テーブルの上の物も全部落下させながら,母親に「コラーッ」と怒られまで続く“追いかけっこ”。で,その実“じゃれ合い”である。

 小曽根真ピアノの音を追いかける塩谷哲ピアノの音を追いかける小曽根真。そのうちに「どれが自分の尻尾でどれが相手の尻尾かが」分からなくなっている!?

 
SATORU SHIONOYA : Piano
MAKOTO OZONE : Piano

DUET WITH MAKOTO OZONE-1
DUET WITH MAKOTO OZONE
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サムエル記第一21章 ダビデはガトで気が狂ったふりをする
小沼ようすけ 『NU JAZZ