『ＤＵＥＴ ＷＩＴＨ ＭＡＫＯＴＯ ＯＺＯＮＥ』の３曲目は【ＶＡＬＳＥ】。
【ＶＡＬＳＥ】を最初に聴いた時に，この手の曲は苦手だと感じた。ワルツなのだろうがジャズというより現代音楽とかクラシックの連弾っぽいし…。
しかし『ＤＵＥＴ ＷＩＴＨ ＭＡＫＯＴＯ ＯＺＯＮＥ』を１枚通しで聴いていると【ＶＡＬＳＥ】がどうにも引っ掛かり始める。
その理由は【ＶＡＬＳＥ】が，塩谷哲と小曽根真の一番の共作に聴こえるから。２台のピアノではなく１台のピアノに聴こえるから。シンクロする瞬間のダイナミズムに痺れるから。
“ひとりオーケストラ”とも称されるわれる１台のピアノが，複数台の楽器へと変化しているような感覚。
ソルト１人の【ＶＡＬＳＥ】では，ここまでの高みには登れなかったことだろう。作曲者のイメージを何次元にも超えて曲が膨らんでいく感覚。
『ＤＵＥＴ ＷＩＴＨ ＳＡＴＯＲＵ ＳＨＩＯＮＯＹＡ』バージョンの【ＶＡＬＳＥ】も「印象派」のような音使いで素晴らしい！ 最初の関門「クラシックっぽい壁」を越えることさえできれば，そこには美しい【ＶＡＬＳＥ】特有の美メロが待っています！
SATORU SHIONOYA : Piano
MAKOTO OZONE : Piano
サムエル記第一22章 ダビデはアドラムとミツペに行く
デヴィッド・サンボーン 『クローズ・アップ』
【ＶＡＬＳＥ】を最初に聴いた時に，この手の曲は苦手だと感じた。ワルツなのだろうがジャズというより現代音楽とかクラシックの連弾っぽいし…。
しかし『ＤＵＥＴ ＷＩＴＨ ＭＡＫＯＴＯ ＯＺＯＮＥ』を１枚通しで聴いていると【ＶＡＬＳＥ】がどうにも引っ掛かり始める。
その理由は【ＶＡＬＳＥ】が，塩谷哲と小曽根真の一番の共作に聴こえるから。２台のピアノではなく１台のピアノに聴こえるから。シンクロする瞬間のダイナミズムに痺れるから。
“ひとりオーケストラ”とも称されるわれる１台のピアノが，複数台の楽器へと変化しているような感覚。
ソルト１人の【ＶＡＬＳＥ】では，ここまでの高みには登れなかったことだろう。作曲者のイメージを何次元にも超えて曲が膨らんでいく感覚。
『ＤＵＥＴ ＷＩＴＨ ＳＡＴＯＲＵ ＳＨＩＯＮＯＹＡ』バージョンの【ＶＡＬＳＥ】も「印象派」のような音使いで素晴らしい！ 最初の関門「クラシックっぽい壁」を越えることさえできれば，そこには美しい【ＶＡＬＳＥ】特有の美メロが待っています！
SATORU SHIONOYA : Piano
MAKOTO OZONE : Piano
サムエル記第一22章 ダビデはアドラムとミツペに行く
デヴィッド・サンボーン 『クローズ・アップ』
