『ＤＥＷＤＲＯＰＳ』の３曲目は【ＮＩＧＨＴ　ＤＥＷ】。

　桜井哲夫のソロ・アルバムに期待していたのは【ＮＩＧＨＴ　ＤＥＷ】のような，ギター・フュージョン・ナンバー。
　アルバムの楽曲は聴き続けているうちに自然と全曲大好きになったのだが『ＤＥＷＤＲＯＰＳ』の顔として当時は一番ヘビロテした記憶がある。

　桜井哲夫がベースだけでなく，リード・ギターとドラムも「本職顔負けの」ハイテクニックで弾いている。
　ハイライトは１分４６秒から徐々に音階がダウンしていくベース・ラインからの２分２０秒からのチョッパー。躍動するベースからの和田アキラのギターへの流れをよくエア・ギターして遊んでいたなぁ。

　ドライブしながら流したい【ＮＩＧＨＴ　ＤＥＷ】の疾走感がソロ・アルバムだけの特別感。
　でも今となってはオーソドックスなフュージョンであって，奇抜で個性派揃いの『ＤＥＷＤＲＯＰＳ』の中で並べてみると逆に一番色が薄いかなぁ。

 
TETSUO SAKURAI : Bass, Guitar, Drums, Percussion Operate
AKIRA WADA : Guitar Solo
MAKOTO MATSUSHITA : Guitar
AKIRA INOUE : Keyboards
JUN AOYAMA : Additional Drums

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ヨブ記9章　神は計り知れないことを行う
石原江里子　『月に願いを』