『3,2 & 1 DISC 1』の13曲目は【TRISTEZA】。

 小沼ようすけの“技あり”のソロギターが最高に炸裂するのが【TRISTEZA】。

 【TRISTEZA】のチャーミングなメロディーを歌わせながらも,専ら低音部と和音を絡ませている。繰り返し聴けば聞くほど,小沼ようすけの超人的なテクニックに感嘆する。

 セルジオ・メンデスってボサノヴァの人だったんですね。そんな常識的なことを実感として初めて認識した気分。
 小沼ようすけソロギターがの音楽性をあぶりだしてくれています。

 ただし『3,2 & 1』を13曲目まで聴き進めてくると,やっぱりソロでの演奏よりデュエットでの演奏の方が楽しいし,デュエットでの演奏よりもトリオでの演奏の方が聴いて楽しいことを体感してしまう。
 【TRISTEZA】を聴くならソロギターよりセルジオ・メンデスのバンド・サウンドでしょ? 小沼ようすけソロギターが凄すぎて「お腹いっぱい」になりました,とさ。

 
YOSUKE ONUMA : Acoustic Guitar

3,2 & 1-1
3,2 & 1
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