『FOURPLAY』の3曲目は【FOREPLAY】(以下【フォープレイ】)。

 バンド名を付けた【フォープレイ】。バンド名を背負った【フォープレイ】。恐らくはメディア関係のプロモーションで一番流された曲が,この【フォープレイ】だったように思っている。

 フュージョン大好き管理人は『FOURPLAY』の発売当時は【バリ・ラン】ばかりを聴いていたが,ラジオから流れてくる【フォープレイ】に次第に注意が引かれていった。
 実際には【フォープレイ】をリアルに聴いていたわけではなく,後から後から気になるようになってきた。『FOURPLAY』の【フォープレイ】後に【フォープレイ】と似たような曲がラジオから流れ始めたのだ。

 「あれっ,この曲なんだか【フォープレイ】っぽいよな?」。『FOURPLAY』の【フォープレイ】こそがスムーズ・ジャズのバイブルと感じた。
 だから曲のタイトルにバンド名と同じ【フォープレイ】を名乗らせている。フォープレイは最初からフュージョン志向ではなくスムーズ・ジャズを志向するバンドだったのだ。

 28秒から「ゆったりと流れ始める」リー・リトナーギターの雰囲気こそがスムーズ・ジャズの“走り”であろう。
 管理人は聴きやすいのに“ゆったりとグルーヴする”スムーズ・ジャズの楽しさを【フォープレイ】から学びました。

PS 『FOURPLAY』の3曲目は【FOREPLAY】。この綴りは「フォアプレイ」と読むと思うのですが,ワーナーのスタッフが編集した日本語表記は【フォープレイ】。本当は綴りの違いに別の意味があるかもです?

 
FOURPLAY
BOB JAMES : Keyboards
LEE RITENOUR : Guitars
NATHAN EAST : Bass
HARVEY MASON : Drums

FOURPLAY-1
FOURPLAY
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伝道の書11章 時を逃さずに行う
高中正義 『TAKANAKA