『ＤＥＥＰ　ＢＬＵＥ』の１２曲目は【ＤＥＥＰ　ＢＬＵＥ】（以下【ディープ・ブルー】）。

　【ディープ・ブルー】のソロ・ピアノ・ヴァージョンで，メロディー・ラインがくっくりと浮かび上がるのが，個人的には思索的で深みに落ちる感じで落ち着かない。どういうこと？

　サラッと聞かせるのがスムーズ・ジャズの身上なのだが，やはりいろんな装飾を落としていくと，曲の中身に猛烈な努力の傷跡が残されている。

　そんな曲の骨格が浮き彫りにされた【ディープ・ブルー】のソロ・ピアノ・ヴァージョンが神々しく響くばかりで，フル・ヴァージョンより近づき難く感じるかなぁ。

 
KEIKO MATSUI : Piano

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イザヤ書20章　エジプトとエチオピアに対するしるし
国府弘子　『ピュア・ハート』