『JAM JAM』の4曲目は【CAT STREET】。

 【CAT STREET】の聴き所は,ハイラム・ブロックの超絶ギターに仕掛ける日野賢二の超絶スラップ・ベースである。

 いやいや,今となっては普通のスラップなのだろうが,初めて日野賢二のスラップを聴いた時の衝撃が蘇る。
 リズムを作るのではなく,隙間で歌うかのような独立したベース青木智仁の超絶ベースジャズに寄せた感じで「お口あんぐり」。

 ハイラム・ブロックギターベースに“応酬”した感じでテンション・アゲアゲ〜!
 顔面で苦慮しているハイラム・ブロックギター,本気のギターソロがもう最高!

 でもどうして日野賢二ギターのようなベースソロをもっと聴かせないのか!?
 日野賢二に“喰われたくない”ハイラム・ブロックKANKAWAの気持ちは分かるが,いつかは世界に出ていく人材なのだから,どうせなら「THE HEAVY CATS」で飼っておいたほうが人気が出たであろうに…。

 凄いぞ,JINO日野賢二

 
HIRAM BULLOCK : Guitar, Vocal
KANKAWA : Organ, Keyboards
KENJI HINO : Electric Bass
FUYU : Drums

JAM JAM-1
JAM JAM
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エゼキエル書13章 しっくいが塗られた壁は倒れる
バジー・フェイトン & ザ・ワーリーズ 『バジー・フェイトン・ワーリーズ