『MAJOR TO MINOR』の5曲目は【CHANGA】(以下【チャンガ】)。

 コンテンポラリージャズ名演チャンガ】が大好物!
 フュージョンとは違うし,ネイティブ・サンとも違うのだけれど,昔の峰厚介のイメージ通りのサウンドメイクの焼き直しに喜びを覚える。

 峰厚介がブロウすればスリリングにバンド・サウンドが反応するし,ゆったりと立ち止まってクロマチックなハーモニーを奏でれば幾重にもライトを照らしてくれる。

 ラストでは大口純一郎ピアノ秋山一将ギター峰厚介がユニゾンしながらテーマに帰ってくるのだが,ここでのテナー・サックスの風格とかゾクゾク感は,やっぱりウェザー・リポートっぽいし,ウェイン・ショーターっぽいと思う。

 そう。【チャンガ】は古くからライブに足を運んでくれるファンたちへの峰厚介からのプレゼントである。

 
KOHSUKE MINE : Tenor Saxophone
KAZUMASA AKIYAMA : Guitar
JUNICHIRO OHKUCHI : Piano
TSUTOMU OKADA : Bass
RYOJIRO FURUSAWA : Drums

MAJOR TO MINOR-1
MAJOR TO MINOR
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