『FACE TO FACE』の3曲目は【SUMMERTIME】(以下【サマータイム】)。

 今でこそ『FACE TO FACE』収録の【サマータイム】のような演奏もちょこちょこ耳にする機会があるが,タイガー大越の3連シャッフル【サマータイム】が衝撃的であった。

 もはやジャズでもなければフュージョンでもない。CTIGRPでもここまではやらないと思う,衝撃のファンク・ナンバーが【サマータイム】。

 とにもかくにも清水興東原力哉である。ここまでガーシュインをロックン・ロールさせることができるナニワ・エキスプレスの底力に圧倒される思いがする。

 タイトなのにフロントを猛プッシュする3連シャッフルがアゲアゲで,タイガー大越トランぺットでテーマを吹き上げるたびに,ベースドラムが絡みつくメガトン級のファンク・ビート!

 
TIGER OKOSHI : Trumpet, Voices
GERRY ETKINS : All Keyboards, Synthesizer Programings, Acoustic Piano
TAKAYUKI HIJIKATA : Electric Guitar, Acoustic Guitar
KOH SHIMIZU : Electric Bass, Synthesizer Bass
RIKIYA HIGASHIHARA : Drums

FACE TO FACE-1
フェイス・トゥ・フェイス
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ミカ書4編 神の山は高くそびえる
和泉宏隆 『14TO18AFTERNOON