『A SQUARE SONG BOOK』の7曲目は【PLAY FOR YOU】。

 【PLAY FOR YOU】は,実は和泉宏隆の作曲ではない。しかも演奏もピアノ・トリオではくピアノ・ソロである。このことを考えても,いかに和泉宏隆が【PLAY FOR YOU】を愛しているのかが窺い知れる。
 勿論,管理人も大好き。数多くあるT−スクェアバラード・ナンバーでも,大バラードはほとんど和泉バラードなのだが,小バラードの部類では1,2を争う人気曲だと思う。

 そんな和泉宏隆もこよなく愛する他人の愛奏曲(安藤まさひろ)【PLAY FOR YOU】が素晴らしい。
 あの本田雅人ソプラノサックスが「歌い上げる」【PLAY FOR YOU】のイメージそのままんまでソプラノサックスピアノに置き換えられている。演奏時間が2分16秒と短くまとめているのが本質を突いていてGOOD!

 和泉宏隆の中にある,T−スクェアへの愛情,安藤まさひろへの愛情,本田雅人への愛情が端正なソロピアノから溢れ出ている。

 
HIROTAKA IZUMI : Piano
KIYOSHI MURAKAMI : 6 Strings Bass
MASAMI ITAGAKI : Drums

A SQUARE SONG BOOK-1
A SQUARE SONG BOOK
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