『MOUNTAIN DANCE』の2曲目は【FRIENDS AND STRANGERS】(以下【フレンズ・アンド・ストレンジャース】)。

 イントロに中間部にと「フィーチャリングマーカス・ミラー」な【フレンズ・アンド・ストレンジャース】は,感傷的なインタールードからの転調の塩梅がバッチリな,デイヴ・グルーシンエレピのキラキラ感が煌びやか!

 こんなにもコロコロと跳ねるエレピを聞かされれば,身も心を軽くなり,ついにはノリノリ&ダンシング! サビでのデイヴ・グルーシンアドリブが大大大好きで【フレンズ・アンド・ストレンジャース】が世界中の街頭の拡声器で同時に流されれば,曲名からのインスピレーションと相まって争いなんてなくなってしまう?

 それにしても大団円を終えた後の,5分10秒から57秒までの47秒間が謎すぎる…。
 同じく【マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング】もアウトロがフェードアウトしていくのだが,あちらはキメのユニゾンの余韻を引きずるようにイントロでのアルペジオをリフレインしているので理解できますが〜。本当に必要だったか?

 
DAVE GRUSIN : Piano, Fender Rhodes, Synthesizer
JEFF MIRONOV : Guitar
MARCUS MILLER : Bass
HARVEY MASON : Drums
RUBENS BASSINI : Percussion
IVAN UNDERWOOD : Synthesizer
EDWARD WALSH : Synthesizer

MOUNTAIN DANCE-1
MOUNTAIN DANCE
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