『WELCOME TO THE ST.JAMES’ CLUB』の3曲目は【I WATCHED HER WALK AWAY】(以下【アイ・ウォッチト・ハー・ウォーク・アウェイ】)。

 【アイ・ウォッチト・ハー・ウォーク・アウェイ】は,憂いを帯びたパティ・オースティンスキャットの上に,ラス・フリーマンキーボードが被さるだけで曲の表情が一変している。

 +キーボードで,爽やかな,いいや,爽やかすぎる印象に“化学反応”したパティ・オースティンスキャットの上に,ラス・フリーマンのガット・ギターベースが被さるサビのユニゾンでは,透明感あふれるスキャットが,どこまでも滑らかで美しく,朝靄の中を彷徨っているような感覚に陥ってしまう。

 個人的に【アイ・ウォッチト・ハー・ウォーク・アウェイ】は,絶対に爽やかな朝を迎えたい時に聴く「定番」の1曲である。お勧めです!

 
RIPPINGTONS FEATURING RUSS FREEMAN
RUSS FREEMAN : Drums, Bass, Keyboards, Keyboard Programming, Classical Guitar, Electric Guitar, Guitar Synthesizer
TONY MORALES : Cymbals, Hat
STEVE REID : Percussion
BRANDON FIELDS : Saxophone
PATTI AUSTIN : Vocal

WELCOME TO THE ST. JAMES' CLUB-1
聖ジェームス・クラブへようこそ
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