『WELCOME TO THE ST.JAMES’ CLUB』の4曲目は【KENYA】(以下【ケニヤ】)。
【ケニヤ】の聴き所は,躍動的なリズムである。打ち込みなのに「生きたリズム」に聴こえるのは,スティーヴ・リードの素晴らしいパーカッションにあるのだが,それを補って余りあるラス・フリーマンの細かな仕掛けが最高に効いている。
勝手な想像であるが,ラス・フリーマンは(曲先,歌詞先風に分けるとすれば「メロディ先」の人だと思うのだが,出来上がったメロディーを効果的に聴かせるリズム・アレンジメントの才能が,メロディーを作ること以上に発達している。
こんなにもクリエイティブなリズムなのに,メロディーと切り離して聴くのはほぼ不可能。全てが有機的に絡み合って,名曲【ケニヤ】が出来上がっている。
イントロでの,エコーのかかったパーカッションと「野生の雄叫び」っぽいヴォイスが,いかにもそれっぽいし,45秒からの尺八風の木管の音色のキーボードが入った瞬間に,リズムがカラカラに乾いている。素晴らしい。
1分59秒からのギター・ソロでは,ディストーションがその昔の【ケニヤ】を表現すれば,ライトハンドが現代の大都市「ナイロビ」を表現している。
いつの日かラス・フリーマンには「TOTO」の【アフリカ】を超える【南アフリカ】を〜!
RIPPINGTONS FEATURING RUSS FREEMAN
RUSS FREEMAN : Drums, Bass, Keyboards, Keyboard Programming, Electric Guitar, Guitar Synthesizer, Percussion
TONY MORALES : Cymbals, Hat
JUDD MILLER : EVI
STEVE REID : Percussion
CARL ANDERSON : Vocal
DEEDEE BELLSON : Vocal
KEVIN GUILLAUME : Vocal
STEVE BAILEY : Additional Fretted Bass
エフェソス3章 神聖な秘密には異国の人々も関係している
DIMENSION 『EIGHTH DIMENSION』
【ケニヤ】の聴き所は,躍動的なリズムである。打ち込みなのに「生きたリズム」に聴こえるのは,スティーヴ・リードの素晴らしいパーカッションにあるのだが,それを補って余りあるラス・フリーマンの細かな仕掛けが最高に効いている。
勝手な想像であるが,ラス・フリーマンは(曲先,歌詞先風に分けるとすれば「メロディ先」の人だと思うのだが,出来上がったメロディーを効果的に聴かせるリズム・アレンジメントの才能が,メロディーを作ること以上に発達している。
こんなにもクリエイティブなリズムなのに,メロディーと切り離して聴くのはほぼ不可能。全てが有機的に絡み合って,名曲【ケニヤ】が出来上がっている。
イントロでの,エコーのかかったパーカッションと「野生の雄叫び」っぽいヴォイスが,いかにもそれっぽいし,45秒からの尺八風の木管の音色のキーボードが入った瞬間に,リズムがカラカラに乾いている。素晴らしい。
1分59秒からのギター・ソロでは,ディストーションがその昔の【ケニヤ】を表現すれば,ライトハンドが現代の大都市「ナイロビ」を表現している。
いつの日かラス・フリーマンには「TOTO」の【アフリカ】を超える【南アフリカ】を〜!
RIPPINGTONS FEATURING RUSS FREEMAN
RUSS FREEMAN : Drums, Bass, Keyboards, Keyboard Programming, Electric Guitar, Guitar Synthesizer, Percussion
TONY MORALES : Cymbals, Hat
JUDD MILLER : EVI
STEVE REID : Percussion
CARL ANDERSON : Vocal
DEEDEE BELLSON : Vocal
KEVIN GUILLAUME : Vocal
STEVE BAILEY : Additional Fretted Bass
エフェソス3章 神聖な秘密には異国の人々も関係している
DIMENSION 『EIGHTH DIMENSION』