『WELCOME TO THE ST.JAMES’ CLUB』の6曲目は【TROPIC OF CAPRICORN】(以下【南回帰線】)。

 【南回帰線】のワクワク・ソンゴが大盛り上がり! ヴィニー・カリウタの超絶ドラムの乱れ打ち〜バンド・メンバーのソロ廻しも収められているし,ここはライブの本編最後に演奏してほしい1曲である。

 リッピントンズの特徴として,ほとんどの楽曲で鍵盤奏者の出番がないのだが【南回帰線】では珍しく“ラス・フリーマンではない”ピアニストが参加している。そして大暴れしている。だからライブでも演奏可能だと思うのだが,どうでしょう?

 曲も素晴らしいし演奏も素晴らしい。中盤から終盤のアドリブ合戦が最高に楽しい。
 ただし,いつでも興奮するのは16秒のピアノのアタックである。この音が鳴った瞬間,心の中で「GO!」「行ってまえ〜」と,その後の展開を想像して叫んでしまう萌え体質に〜。

 
RIPPINGTONS FEATURING RUSS FREEMAN
RUSS FREEMAN : Bass, Keyboards, Keyboard Programming, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Guitar Synthesizer
VINNIE COLAIUTA : Drums
JEFF KASHIWA : Saxophone
STEVE REID : Percussion, Vocal
MIKE LANG : Acoustic Piano

WELCOME TO THE ST. JAMES' CLUB-1
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