『MIRAGE』の6曲目は【AFTER THE LOVE HAS GONE】(以下【アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン】)。

 管理人も中学時代に「聴き狂った」そして今でも「隠れて?聴き続けている」アース・ウインド&ファイアーの大ヒット曲【アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン】のカヴァーである。

 実に見事なカヴァーである。完コピ・レベルである。
 細かく聴けば違いがあるのだろうが,唯一,3分27秒からの間奏部分が本来のサックスソロギターソロに置き換わったくらいの印象でリードヴォーカルにしてもコーラスにしてもオリジナル通りである。

 だから【アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン】のカヴァーの中に,デビッド・ベノワラス・フリーマンの個性やこだわりは見い出せない。
 「ザ・ベノワ=フリーマン・プロジェクト!」の“肝プロジェクト”【アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン】が,こういう作りなのだから『MIRAGE』全体がそういうことなのだろう。
 特にツインヴォーカルで「コーラスの方が美味しい」フィル・ペリーGRP所属。万事がそういうことなのだろう。

 
DAVID BENOIT : Piano
ABRAHAM LABORIEL : Bass
MIKE BAIRD : Drums
RUSS FREEMAN : Guitar, Additional Keyboards, Percussion
JERRY HEY : Fluglehorn
VESTA : Lead Vocal
PHIL PERRY : Lead Vocal, Background Vocal

MIRAGE-1
Mirage
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



ヘブライ2章 憐れみ深い大祭司
ケニー・ホイーラー 『ヌー・ハイ