『FROZEN DAYS』の5曲目は【MITOCONDRIA】(以下【ミトコンドリア】)。
高校生の頃に【ミトコンドリア】を聴いていた。でも疲れ知らずのあの時でさえも途中で息切れしてしまって最後まで聴き通すのは難しかった。
【ミトコンドリア】とはズバリ,全力疾走でのマラソン大会のような演奏だと思う。100m走のような走り方でマラソン大会に出場している。クレイジーである。
きっと途中で落ちて来るかと思いきや,最後まで走り切られてしまうのだからにわかに信じられない。しかもコースの途中に障害物が置かれている。転調しながら「三つ目がとおる」。即ち「三つ目」の怪物なのである。
【ミトコンドリア】批評の最後に3人の走り方について記しておく。
山下洋輔は鍵盤を左右に揺らしながら走るからスピード・スケート選手のようなシャープで弾丸のような走り方。
森山威男はスティックを上下に揺らしながら走るからトランポリン選手のようなリズミカルでアクロバティックな走り方。
坂田明はコース取りのせいで,どうあがいてもピアノとドラムから煽られてしまうのだから,銭形に追いかけられて逃げ回りルパン三世のような縦横無尽の走り方。
YOSUKE YAMASHITA : Piano
AKIRA SAKATA : Alto Saxophone
TAKEO MORIYAMA : Drums
ヨハネ第一4章 「神は愛」
菊地雅章 『LOVE SONG』
高校生の頃に【ミトコンドリア】を聴いていた。でも疲れ知らずのあの時でさえも途中で息切れしてしまって最後まで聴き通すのは難しかった。
【ミトコンドリア】とはズバリ,全力疾走でのマラソン大会のような演奏だと思う。100m走のような走り方でマラソン大会に出場している。クレイジーである。
きっと途中で落ちて来るかと思いきや,最後まで走り切られてしまうのだからにわかに信じられない。しかもコースの途中に障害物が置かれている。転調しながら「三つ目がとおる」。即ち「三つ目」の怪物なのである。
【ミトコンドリア】批評の最後に3人の走り方について記しておく。
山下洋輔は鍵盤を左右に揺らしながら走るからスピード・スケート選手のようなシャープで弾丸のような走り方。
森山威男はスティックを上下に揺らしながら走るからトランポリン選手のようなリズミカルでアクロバティックな走り方。
坂田明はコース取りのせいで,どうあがいてもピアノとドラムから煽られてしまうのだから,銭形に追いかけられて逃げ回りルパン三世のような縦横無尽の走り方。
YOSUKE YAMASHITA : Piano
AKIRA SAKATA : Alto Saxophone
TAKEO MORIYAMA : Drums
ヨハネ第一4章 「神は愛」
菊地雅章 『LOVE SONG』