『BLUE HOUR』の4曲目は【SINCE I FEEL FOR YOU】(以下【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】)。

 管理人は【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】と聞くと,スタンリー・タレンタインでもジーン・ハリスでもザ・スリー・サウンズでもなく,村上春樹のことを思い出す。
 その心は,その昔,村上春樹氏が経営していたジャズ喫茶「ピーター・キャット」閉店時の定番ナンバーが『BLUE HOUR』の【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】だと知ったから。

 それ以降【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】を聴いていると,管理人の中ではスタンリー・タレンタインテナーサックスを吹く姿でも,ジーン・ハリスピアノを弾き鳴らす姿でもなく,ジャズ喫茶でコーヒーを煎れる村上春樹の姿が目に浮かぶようになった。
 はたまた【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】を聴き続けていると,今度は閉店時間のジャズ喫茶の景色が見えてくるし,タバコの【煙が目にしみる】〜。

 ロマンティック&ソウルフルなバラード・ナンバー【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】が,確かにジャズ喫茶のクロージングにふさわしい。また明日も大好きなジャズに没頭しては,今夜の夢の続きを…。

 あれれ,ポエム風な文章だけでトラック批評もクロージング。【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】のジャズ批評はゼロ回答。
 【シンス・アイ・フェル・フォー・ユー】の思い出をジャズ喫茶一色で塗り変えた村上春樹はアルフレッド・ライオン並みに凄いお方なのです!

 
STANLEY TURRENTINE : Tenor Saxophone

THE THREE SOUNDS
GENE HARRIS : Piano
ANDREW SIMPKINS : Bass
BILL DOWDY : Drums

BLUE HOUR-1
BLUE HOUR
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啓示1 神がイエスを通して与えた啓示
チャーリー・ヘイデン 『リベレーション・ミュージック・オーケストラ