『REED MY LIPS』の4曲目は【MIND GAMES】(以下【マインド・ゲーム】)。
【マインド・ゲーム】の聴き所は,ソプラノ・サックスの「暗めの表情」一発である。
「人間の肉声に一番近い楽器」と称されるサックスにあって,ソプラノ・サックスの多くはキリッとしていて,小躍りするのによく使用されるのだが【マインド・ゲーム】のようなジワジワと盛り上がっている楽曲にはあまり適していないように思う。
な・の・に・【マインド・ゲーム】はソプラノ・サックスでなければならい,と思えるほどのニュアンスで暗闇の部屋を進んでいく。
ノンビブラートだから泣かなくてすむし,涙がこみ上げるわけでもない。この暗さが心地良い時間帯がある。この悲しみを音で表現するとしたら本多俊之のソプラノ・サックスの音になるのだと思う。「暗めの表情」一発が【マインド・ゲーム】の全てを伝えてくれている。
TOSHIYUKI HONDA : Soprano Saxophone
VINNIE COLAIUTA : Drums
NEIL STUBENHAUS : Bass
MICHAEL LANDAU : Guitar
REI ATSUMI : Keyboards
啓示6章 白い馬に乗っている者は征服する
NO NAME HORSES 『II』
【マインド・ゲーム】の聴き所は,ソプラノ・サックスの「暗めの表情」一発である。
「人間の肉声に一番近い楽器」と称されるサックスにあって,ソプラノ・サックスの多くはキリッとしていて,小躍りするのによく使用されるのだが【マインド・ゲーム】のようなジワジワと盛り上がっている楽曲にはあまり適していないように思う。
な・の・に・【マインド・ゲーム】はソプラノ・サックスでなければならい,と思えるほどのニュアンスで暗闇の部屋を進んでいく。
ノンビブラートだから泣かなくてすむし,涙がこみ上げるわけでもない。この暗さが心地良い時間帯がある。この悲しみを音で表現するとしたら本多俊之のソプラノ・サックスの音になるのだと思う。「暗めの表情」一発が【マインド・ゲーム】の全てを伝えてくれている。
TOSHIYUKI HONDA : Soprano Saxophone
VINNIE COLAIUTA : Drums
NEIL STUBENHAUS : Bass
MICHAEL LANDAU : Guitar
REI ATSUMI : Keyboards
啓示6章 白い馬に乗っている者は征服する
NO NAME HORSES 『II』