『ＭＡＳＡＴＯ』の１曲目は【ＦＩＲＥ　ＢＡＬＬ】（以下【ファイアー・ボール】）。

　藤沢博延のドラミングから始まって，今津雅仁のテナー・サックスと村田浩のトランペットの２管ユニゾン・ハーモニーで幕を開ける【ファイアー・ボール】に，ジャズ・メッセンジャーズを感じてしまう。

　吉岡秀晃の繰り出すブロック・コードを押し出したロング・ソロで極上のファンキー・ジャズが完成する中，村田浩のリー・モーガン風のトランペットが要所要所でビシバシ決めていく。

　ラストで再び登場する藤沢博延の２回のドラム・ソロはやっぱりアート・ブレイキー。
　「ＦＵＺＺ　ＭＯＴＩＯＮ」の最高の演奏で大盛り上がる【ファイアー・ボール】だが，どうにも今津雅仁の演奏だけが普通。今津雅仁はワン・ホーンでないと〜。

 
MASATO IMAZU : Tenor Saxophone
HIDEAKI YOSHIOKA : Piano
TSUTOMU NUMAGAMI : Bass
HIRONOBU FUJISAWA : Drums
HIROSHI MURATA : Trumpet, Flugelhorn

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神はモーセを任命し，ご自分の記念となる名について強調される（出1:1-4:31）
青木カレン　『THE CLUB JAZZ DIVA』