『FOUR OF A KIND』の4曲目は【SHORT CUT】。

 『FOUR OF A KIND』の結成意義とは【SHORT CUT】のためにある。
 強烈な個性でワンマンぶりを発揮するタイプの本田雅人塩谷哲のツワモノ・ツートップを相手にして,2人に媚びない超絶リズムで煽りながらもオン・タイム。これである。管理人は「フォー・オブ・ア・カインド」の4人だからシンクロできる,キャッチーなのに難度高めの演奏が聴きたかった。

 イントロからブリブリと青木智仁ベースのリフが鳴り続け,4拍子なのに変拍子風に聴こえてしまう沼澤尚のトリッキーなドラムがテーマを演奏している間もずっと流れるのだが,続くソロ廻しからさらにヘートアップしてくる,青木智仁沼澤尚の「本領発揮」が聴き所!

 本田雅人アドリブのバックで,そして塩谷哲アドリブのバックで,ベースソロドラムソロを聴かせ続けている!
 フロントと別行動でリズムを合わせるベースドラムなのに,メトロノームのような正確なビート感はずっと感じられるのが真に驚異的!

 
FOUR OF A KIND
MASATO HONDA : Alto Saxophone, Programming
SATORU SHIONOYA : Piano
TOMOHITO AOKI : Electric Bass
TAKASHI NUMAZAWA : Drums

FOUR OF A KIND-1
FOUR OF A KIND
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モーセの第一の講話(申1:1-4:49)
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