『FOUR OF A KIND』の6曲目は【JOLLY BIG FEET】。

 【JOLLY BIG FEET】の主役は塩谷哲ピアノである。ただし塩谷哲は欲を出しすぎたようである。
 ピアノで操るために編成した本田雅人バリトンサックスと1人ブラス隊によるハーモニーがそれである。

 ピアノのバックで分厚く流すためのものだったはずが,いつしかピアノを“喰っている”!
 ビッグバンドのリード奏者を担当してきた本田雅人バリトンサックスの響きは別格。こんな重低音でアルトサックスと同じフレーズを奏でることができるのだからダイナマイト級のハーモニー。フルートの爽やかさが印象に残る。

 こんな塩谷哲のアイディアは本田雅人ソロで活動していては降ってこない。
 イェイ! ソロではない「フォー・オブ・ア・カインド」のフロントマンとしての本田雅人の“天才”!

 
FOUR OF A KIND
MASATO HONDA : Baritone Saxophone, Flute, Alto Saxophone
SATORU SHIONOYA : Piano, Programming
TOMOHITO AOKI : Electric Bass
TAKASHI NUMAZAWA : Drums

FOUR OF A KIND-1
FOUR OF A KIND
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