『GARY BURTON & KEITH JARRETT』の5曲目は【THE RAVEN SPEAKS】(以下【ザ・レイヴン・スピークス】)。

 ブルース・ナンバーである【ザ・レイヴン・スピークス】の聴き所は,後半からのキース・ジャレットエレピソロソプラノサックスソロ

 いかしたエレピソロではない。お決まり形式の短いエレピソロだというのに“天下の”キース・ジャレットが喘いでいる。ギョエー。厳しいピアノソロでもないというのに,そして常日頃,キース・ジャレットが「遊び道具」だと口にしているエレピでも喘ぐことができるんだ,の新発見に驚かされる。

 ソプラノサックスソロの方もフレージングが完全に喘いでいる。キメキメまくっている。音色までが濁っている。こちらは木管楽器で良かったと思わされる。

 
GARY BURTON : Vibes
KEITH JARRETT : Piano, Electric Piano, Soprano Saxophone
SAM BROWN : Guitar
STEVE SWALLOW : Bass
BILL GOODWIN : Drums

GARY BURTON & KEITH JARRETT-1
GARY BURTON & KEITH JARRETT
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



カナンの征服(ヨシ5:13-12:24)
赤木りえ 『素敵な恋をするためにVol.1 初めての告白