『THROB』の2曲目は【TURN OF THE CENTURY】(以下【ターン・オブ・ザ・センチュリー】)。
【ターン・オブ・ザ・センチュリー】は,しなやかなエレクトリック・ヴァイオリンがテーマ部で美しく躍動する「ジャズ・ロック」の名演である。
とは言えサビのソロではヴァイオリンはお休みして,ヴィブラフォンとギターが,じっくりと聴かせる熱いソロを奏でている。それでバランス的には「ウィズ・ストリングス」的な展開を感じてしまう不思議な構成の名曲でもある。
そんなエレクトリック・ヴァイオリンがリードする【ターン・オブ・ザ・センチュリー】を聴いていると,チック・コリアと共演していたジャン=リュック・ポンティのヴァイオリンを連想してしまうものである。
こんな側面にもゲイリー・バートンとチック・コリアの繋がりを感じるのだが,やはりヴァイオリンの起用で先んじたのもチック・コリアではなくゲイリー・バートンの方であった。
今でこそゲイリー・バートンはチック・コリアの「連れ」みたいな扱いであるが,それはチック・コリアが余りにも偉大すぎるだけで,ある局面ではゲイリー・バートン主導のアイディアが実を結んでいる。
GARY BURTON : Vibes, Piano
JERRY HAHN : Guitar
RICHARD GREENE : Violin
STEVE SWALLOW : Bass
BILL GOODWIN : Drums
裁き人の時代のイスラエルの状態(裁1:1-2:23)
赤木りえ 『カフェ・ノスタルジア』
【ターン・オブ・ザ・センチュリー】は,しなやかなエレクトリック・ヴァイオリンがテーマ部で美しく躍動する「ジャズ・ロック」の名演である。
とは言えサビのソロではヴァイオリンはお休みして,ヴィブラフォンとギターが,じっくりと聴かせる熱いソロを奏でている。それでバランス的には「ウィズ・ストリングス」的な展開を感じてしまう不思議な構成の名曲でもある。
そんなエレクトリック・ヴァイオリンがリードする【ターン・オブ・ザ・センチュリー】を聴いていると,チック・コリアと共演していたジャン=リュック・ポンティのヴァイオリンを連想してしまうものである。
こんな側面にもゲイリー・バートンとチック・コリアの繋がりを感じるのだが,やはりヴァイオリンの起用で先んじたのもチック・コリアではなくゲイリー・バートンの方であった。
今でこそゲイリー・バートンはチック・コリアの「連れ」みたいな扱いであるが,それはチック・コリアが余りにも偉大すぎるだけで,ある局面ではゲイリー・バートン主導のアイディアが実を結んでいる。
GARY BURTON : Vibes, Piano
JERRY HAHN : Guitar
RICHARD GREENE : Violin
STEVE SWALLOW : Bass
BILL GOODWIN : Drums
裁き人の時代のイスラエルの状態(裁1:1-2:23)
赤木りえ 『カフェ・ノスタルジア』