『WALKIN’ DOWN LEXINGTON』の10曲目は【UNCHAINES MELODY】(以下【アンチェインド・メロディー】)。

 キャッチーでメロウな【アンチェインド・メロディー】が『WALKIN’ DOWN LEXINGTON』のハイライト。
 やはり大坂昌彦ピアノ・トリオが一番輝くドラマーである。クリスチャン・マクドナルドと組んだ絶品リズムがマルギュー・ミラーの「指先までをも」回している。

 偶然ではなく『WALKIN’ DOWN LEXINGTON』のハイライトは1曲目と10曲目のピアノ・トリオ編成の2トラックがワンツー。
 クリスチャン・マクドナルドが前に出るのがこの2トラック。

 可愛らしいポップ感あるテーマを大坂昌彦の躍動するドラミングでルンルンからバンバンへと展開を変えていく様が実に楽しそう。
 外野からの余計な装飾を一切省いてマルギュー・ミラーの「指先を」3人でくるくるくるくる回すだけ!

 
MASAHIKO OSAKA : Drums
MULGREW MILLER : Piano
CHRISTIAN McBRIDE : Bass

WALKIN' DOWN LEXINGTON-1
WALKIN' DOWN LEXINGTON
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