『MAGIC TOUCH』の6曲目は【ANGEL】(以下【エンジェル】)。

 “ジャズギターの申し子”であるかのようなスタンリー・ジョーダンが,イメージとしては対極にあるであろうジミ・ヘンドリックスカヴァーですよ。

 管理人はジミ・ヘンドリックスについては詳しくありませんが,ギル・エヴァンスもやったし,贔屓にしているテザート・ムーンボブ・ジェームスもやったしで,改めてスタンリー・ジョーダンの演奏するジミ・ヘンドリックスを興味深く聴き返してみる…。

 【エンジェル】は実にスタンリー・ジョーダンの「ショーケース」的な演奏だと思う。右手のメロディーに左手でカウンターを付けている。

 ジミ・ヘンドリックスやロッド・スチュアワート・ヴァージョンの味を損なうことなく,プロデューサーであるアル・ディメオラが弾いた感じの「間口の広い」ロックやポップスのように演奏している。ライト・フュージョンギターソロの「ショーケース」の1曲でもある。

 
STANLEY JORDAN : Guitar

MAGIC TOUCH-1
MAGIC TOUCH
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