『ESSENTIAL ELLINGTON』の8曲目は【MOOD INDIGO】(以下【ムード・インディゴ】)。

 ジャズスタンダード】となった【ムード・インディゴ】には数多くの名演が存在する。
 渋谷毅が目を付けた【ムード・インディゴ】の魅了とはスロー・テンポで輝く「静かなるエリントン」である。

 ピアノによってメロディーが提示された後で,ホーン隊が薄いカーテンを引くように入ってくる瞬間に電流が走る。
 静かにゆったりと絶対に走らないピアノの響きが美しい。ここまで雰囲気を引っ張り続けるとは…。
 肝の据わった【ムード・インディゴ】で「静かなるエリントン」が見事に表現されている。

 
TAKESHI SHIBUYA : Piano
KOUSUKE MINE : Tenor Saxophone
KOICHI MATSUKAZE : Alto Saxophone, Baritone Saxophone, Flute
TAKERO SEKIJIMA : Tuba

ESSENTIAL ELLINGTON-1
エッセンシャル・エリントン
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