『LATIN TOUCH』の2曲目は【THE VOYAGER】(以下【ザ・ヴォイジャー】)。

 【ザ・ヴォイジャー】を聴いていると感情が揺り動かされる。もう嗚咽である。感動がこみ上げてきては声を出して涙してしまう。おいおい泣いてしまう。名曲中の名曲である。

 【ザ・ヴォイジャー】は,単なる美メロ・バラードにとどまらない。深い愛を感じさせる感動的な叙事詩に仕上がっている。
 心に響く甘く切ないピアノの旋律。メロディーに秘められたソウルフルでパッション溢れるヨーロピアン・ラテンの世界観。
 西洋音楽のピアノで弾き語られた,純日本的なバラードの名曲だと思うし,壮大なストリングスが爽やかな風を送り続けている。名曲中の名曲である。

 
MAKOTO KURIYA : Piano, Rhodes, Programming
KOICHI OSAMU : Acoustic Bass, Electric Bass
GEN ITTETSU : Violin
CRUSHER KIMURA : Violin
NAOTO TAKAHASHI : Violin
ALTERED MANABE : Violin
DAISENSEI MUROYA : Viola
TOMOKO SHIMAOKA : Viola
NORIPPE : Cello
MASAYO INOUE : Cello

LATIN TOUCH-1
ラテン・タッチ
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「七つの時」に関する夢(ダニ4:1-37)
阿部薫 『スタジオ・セッション 1976.3.12