『LATIN TOUCH』の4曲目は【SEND ONE YOUR LOVE】(以下【センド・ワン・ユア・ラブ】)。

 スティーヴィー・ワンダーの【センド・ワン・ユア・ラブ】の「お洒落バージョン」の完成である。
 クリヤ・マコトのポップ・フィーリング溢れる演奏力とストリングスなら歌詞など要らない。伝わってくる。

 コロコロと走り回るピアノスティーヴィー・ワンダーのパートでは前にも出るし,歌唱が終わればすぐにバッキングもこなしている。
 とは言え【センド・ワン・ユア・ラブ】のハイライトはエンディングに向けて盛り上がるリハーモニゼーションとストリングス・ラインの美しさ。
 ヨーロッパの伝統美に「磨かれた」アメリカンなスティーヴィー・ワンダーが美しい。

 
MAKOTO KURIYA : Piano, Rhodes, Programming
GEN ITTETSU : Violin
CRUSHER KIMURA : Violin
NAOTO TAKAHASHI : Violin
ALTERED MANABE : Violin
DAISENSEI MUROYA : Viola
TOMOKO SHIMAOKA : Viola
NORIPPE : Cello
MASAYO INOUE : Cello

LATIN TOUCH-1
ラテン・タッチ
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ライオンの坑に入れられたダニエル(ダニ6:1-28)
阿部薫 『19770916@AYLER. SAPPORO