「CASIOPEA−P4 TOUR “RIGHT NOW” 〜SUMMER〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。
メンバー入場直後のハプニング。大高清美が座席についた時に判明したキーボードのランプが点灯していないトラブルが判明。
大高さんが「すみません。おしゃべりを」。野呂さんが「さすがライブですね」。ナルチョが「今日は中止」の発言にすかさず被せる大高さんの「今日は鳴瀬さんの漫談で」〜。
無視するナルチョに「今日は鳴瀬さんの漫談で。よろしくお願いいたします」を3回も繰り返して強制する大高さん。真っ赤なカープ・カラーで「第二の故郷広島に来た」から始まったナルチョ漫談の矛先は次第に漫談を要求した大高さんイジリに移り「アナゴが入った弁当なんですけど,アナゴがちょっとしか入っていなくて,それ以外のおかずがいっぱいで,つまみみたいのがいっぱいで。鍵盤の方が赤ワインを飲みながらそれをオカズに朝から飲んでいました。だからこんなことになるんですよ。それでは皆さんさようなら〜」のタイミングでキーボードのセッティングが完了。うんうんこの感じ。
いやいや「カシオペア−P4」を感じたのはMCタイムではない。ナルチョの曲紹介で,リズム譜からベース・ラインを考えるコンデンス・スコア→野呂先生・絶賛コーナーがあって「カシオペアが始まって以来45年引っ張っててですよ,ちゃんとどんどん作っていっても同じのはないんだけど,やっぱりカシオペアの姿勢を崩してないじゃん。これなかなかできことないんだよね。どんどん新しいことをやってたりするのもいいんだけど,これは凄いですよ」のMC通り「カシオペア−P4」は野呂一生の音楽性そのものである。
そう。どこをどう切ってもカシオペアとは野呂一生。ちょっと無理する→相当無理するのが野呂一生。
昔は「スリル・スピード・テクニック」だったカシオペアが「スリル・スピード・サスペンス」に変わり,80歳まであと2年呼ばわりされるナルチョが演奏中に倒れないように,みんなで「サスペンスを味わう」のが現在の「カシオペア−P4」であり現在の野呂一生。
そんな野呂一生が,東京音大の講師時代に見出した新ドラマー=今井義頼を初めて見たが,カシオペアの音楽性にピッタリだし野呂一生の音楽性にドハマリしている。神保彰の軽やかを残しつつもパワフルなドラミングが,ステージの後方からナルチョをドンドン蹴り上げていくし,野呂一生の背中を直撃しては叩いている。
野呂一生がMCの中で「カシオペア−P4」のデビュー,という言葉を何度も使っていたのが印象的だったのだが,これって明らかにこれまでの3期とは違うバンドという強い言葉だと思うし,それって今井義頼が加入したという意味だと思う。
「カシオペア−P4」=野呂一生の言葉は揺らいでいないが『NEW TOPICS』では【DAILY BREAD】が一番良かった。『RIGHT NOW』では【HOUR OF THE RAINBOW】が一番良かった。
これからのカシオペアは今井義頼が作っていく。神保彰以上の新感覚で今井義頼がリードしていく。それを見越して新ドラマーに抜擢したのが野呂一生。
今井義頼の超絶ドラミングと長尺メロディー・ラインを手にした野呂一生の音楽王国が「カシオペア−P4」でついに完成する! その日をしっかり見届けよ!
→ 管理人はそんな野呂一生の変化を聞き逃していません。「P4」になって【ASAYAKE】のイントロが変わった。定番の【ASAYAKE】をイジッテきた。あのイントロのカッティングが野呂一生の足元のタイミングでループに入れられテーマが始まってもツイン・ギターっぽく鳴り続けるようになった。今井義頼のオカズが曲途中でたくさん入るようになった。…と言ってももしかしたら随分前から変わっていたのにこれまで気付かなかっただけですか?
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
11.ADMIRATION
12.HOUR OF THE RAINBOW
13.90’S A GO GO
14.LOOK UP THE STARS
15.HAPPINESS
16.GALACTIC FUNK
17.DOMINO LINE
18.ASAYAKE
アンコール:
19.BEYOND THE GALAXY
20.THE SKY
メンバー入場直後のハプニング。大高清美が座席についた時に判明したキーボードのランプが点灯していないトラブルが判明。
大高さんが「すみません。おしゃべりを」。野呂さんが「さすがライブですね」。ナルチョが「今日は中止」の発言にすかさず被せる大高さんの「今日は鳴瀬さんの漫談で」〜。
無視するナルチョに「今日は鳴瀬さんの漫談で。よろしくお願いいたします」を3回も繰り返して強制する大高さん。真っ赤なカープ・カラーで「第二の故郷広島に来た」から始まったナルチョ漫談の矛先は次第に漫談を要求した大高さんイジリに移り「アナゴが入った弁当なんですけど,アナゴがちょっとしか入っていなくて,それ以外のおかずがいっぱいで,つまみみたいのがいっぱいで。鍵盤の方が赤ワインを飲みながらそれをオカズに朝から飲んでいました。だからこんなことになるんですよ。それでは皆さんさようなら〜」のタイミングでキーボードのセッティングが完了。うんうんこの感じ。
いやいや「カシオペア−P4」を感じたのはMCタイムではない。ナルチョの曲紹介で,リズム譜からベース・ラインを考えるコンデンス・スコア→野呂先生・絶賛コーナーがあって「カシオペアが始まって以来45年引っ張っててですよ,ちゃんとどんどん作っていっても同じのはないんだけど,やっぱりカシオペアの姿勢を崩してないじゃん。これなかなかできことないんだよね。どんどん新しいことをやってたりするのもいいんだけど,これは凄いですよ」のMC通り「カシオペア−P4」は野呂一生の音楽性そのものである。
そう。どこをどう切ってもカシオペアとは野呂一生。ちょっと無理する→相当無理するのが野呂一生。
昔は「スリル・スピード・テクニック」だったカシオペアが「スリル・スピード・サスペンス」に変わり,80歳まであと2年呼ばわりされるナルチョが演奏中に倒れないように,みんなで「サスペンスを味わう」のが現在の「カシオペア−P4」であり現在の野呂一生。
そんな野呂一生が,東京音大の講師時代に見出した新ドラマー=今井義頼を初めて見たが,カシオペアの音楽性にピッタリだし野呂一生の音楽性にドハマリしている。神保彰の軽やかを残しつつもパワフルなドラミングが,ステージの後方からナルチョをドンドン蹴り上げていくし,野呂一生の背中を直撃しては叩いている。
野呂一生がMCの中で「カシオペア−P4」のデビュー,という言葉を何度も使っていたのが印象的だったのだが,これって明らかにこれまでの3期とは違うバンドという強い言葉だと思うし,それって今井義頼が加入したという意味だと思う。
「カシオペア−P4」=野呂一生の言葉は揺らいでいないが『NEW TOPICS』では【DAILY BREAD】が一番良かった。『RIGHT NOW』では【HOUR OF THE RAINBOW】が一番良かった。
これからのカシオペアは今井義頼が作っていく。神保彰以上の新感覚で今井義頼がリードしていく。それを見越して新ドラマーに抜擢したのが野呂一生。
今井義頼の超絶ドラミングと長尺メロディー・ラインを手にした野呂一生の音楽王国が「カシオペア−P4」でついに完成する! その日をしっかり見届けよ!
→ 管理人はそんな野呂一生の変化を聞き逃していません。「P4」になって【ASAYAKE】のイントロが変わった。定番の【ASAYAKE】をイジッテきた。あのイントロのカッティングが野呂一生の足元のタイミングでループに入れられテーマが始まってもツイン・ギターっぽく鳴り続けるようになった。今井義頼のオカズが曲途中でたくさん入るようになった。…と言ってももしかしたら随分前から変わっていたのにこれまで気付かなかっただけですか?
さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。
11.ADMIRATION
12.HOUR OF THE RAINBOW
13.90’S A GO GO
14.LOOK UP THE STARS
15.HAPPINESS
16.GALACTIC FUNK
17.DOMINO LINE
18.ASAYAKE
アンコール:
19.BEYOND THE GALAXY
20.THE SKY