『TRIDENT』の3曲目は【ELVIN(SIR)JONES】(以下【エルビン・サー・ジョーンズ】)。

 マッコイ・タイナーが「盟友」エルヴィン・ジョーンズに捧げた書下ろしの【エルビン・サー・ジョーンズ】は「エルヴィン・ジョーンズへの賛歌」である。

 エルヴィン・ジョーンズドラミングのお披露目会の様相で,ラテンもあればスイングもあるが,どこを切ってもクリエイティブ!
 重装備の装甲車が軽やかなステップを踏んでいるかのようなドラミングの行進が,キメの細かな音の粒が気付けば大洪水状態。
 それでいて【エルビン・サー・ジョーンズ】を何度聴き返しても新鮮味を感じる,マッコイ・タイナープレゼンツエルヴィン・ジョーンズのショーケース的な名演である。

 
McCOY TYNER : Piano
RON CARTER : Bass
ELVIN JONES : Drums

TRIDENT-1
TRIDENT
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反逆のエルサレムは言い開きを求められる。謙遜な残りの者は祝福される(ゼパ3:1-20)
ARAMAKI BAND 『ARAMAKI BAND “PHEW” CHANGES II