『TRIDENT』の5曲目は【IMPRESSIONS】(以下【インプレッションズ】)。

 御存知ジョン・コルトレーンの【インプレッションズ】のレコーディング。
 マッコイ・タイナーエルヴィン・ジョーンズにしたら,これまでに何百回も演奏してきたであろう【インプレッションズ】のサックスレス。

 よくぞピアノトリオで【インプレッションズ】を演奏してくれた。こんな【インプレッションズ】が聴けるとは,ジョン・コルトレーンのファンとしては素直にうれしい。

 マッコイ・タイナーの集中力の高い濃密な演奏にして,余裕と風格が漂ったジャズピアノが最高に素晴らしい。
 『TRIDENT』収録の【インプレッションズ】の快演に自信を抱いたからこそ,後のマイケル・ブレッカーとの再演があると思う。

 
McCOY TYNER : Piano
RON CARTER : Bass
ELVIN JONES : Drums

TRIDENT-1
TRIDENT
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



第2の音信(ハガ2:1-9)
荒巻茂生 『FROM THE FAR EAST