『AU THEATRE DES CHAMPS−ELYSEES DISC 2』の3曲目は【LOVE LETTER】(以下【ラヴ・レター】)。

 『シャンゼリゼ劇場のミシェル・ペトルチアーニ』の1番の聴き所は豊かなスケールの【メドレー・オブ・マイ・フェイヴァリット・ソングズ】であろうが『シャンゼリゼ劇場のミシェル・ペトルチアーニ』のハイライトは【ラヴ・レター】である。

 って冷静に語れば【メドレー・オブ・マイ・フェイヴァリット・ソングズ】は41分間で【ラヴ・レター】は12分間のソロ・ピアノ
 忙しい音楽ファンにとっては短時間でカタルシスを得られる【ラヴ・レター】に物理的な理由で分があるってこと〜。

 NO! 【ラヴ・レター】で快感を得るためには,その前の80分間の前戯があってこそ! アルバムにして2枚分のソロ・ピアノ通して聴いたから味わうことのできる感動は別格である。

 管理人がそうであるように,感動の訳も分からず無性に泣きたくなるってもん。一般的に聴く者に厳しいソロ・ピアノを愛した努力は裏切らない。
 こんなにも聴いて感動する音楽はそうはない。【ラヴ・レター】よ,フォーエヴァー〜。ミシェル・ペトルチアーニよ,フォーエヴァー〜。

 
MICHEL PETRUCCIANI : Piano

AU THEATRE DES CHAMPS-ELYSEES-1
シャンゼリゼ劇場のミシェル・ペトルチアーニ
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イエスの最後の日の出来事(マタ26:1-27:66)
池田芳夫 『フレグランス