『PLATINUM−DORI』の7曲目は【FOOT LOCKER】(以下【フット・ロッカー】)。

 【フット・ロッカー】の聴き所は大谷幸ピアノのリフ&史上初!?CASIO FZ20Mを1人のプレイヤーとしてクレジットするくらいにフィーチャリングしたパーカッションとトリオを組んだ鳥山雄司ギターでのインプロヴィゼーションである。

 1分12秒からのサビにおけるアプローチが輝いている。これを2度,3度続けられたらすぐにでも昇天してしまいそうだが,すぐにパコパコとマイナー調でカッティングに向かうから3分26秒からの2コーラスで鳥山雄司アドリブが転調しながら流してくる感じがお気に入り。

 超大物=ニール・ラーセンの参加についてだが『プラチナ通り』では【フット・ロッカー】を含めて,全くもって目立っていない。
 【フット・ロッカー】においてもニール・ラーセンの「らしさ」を感じるのは,中盤でのオルガンソロは全然ダメで,5分26秒からラストまで続くニール・ラーセン鳥山雄司との掛け合いの方である。
 プロデューサー=鳥山雄司ニール・ラーセンを無駄使いして持て余している?

 
YUJI TORIYAMA : Electric Guitars, Programming
ATSUNOBU YAKABE : Drums, Programming
CHIHARU MIKUZUKI : Electric Bass
KOH OHTANI : Acoustic Piano, Synthesizers
NEIL LARSEN : Hammond B-3 Solo
LENNY CASTRO : Congas, Percussion
CASIO FZ20M : Walking Percussion

PLATINUM-DORI-1
プラチナ通り
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イエスの奇跡はご自分が『神の聖なる者』であることを証明する(ヨハ2:1-6:71)
石井彰 『SOLITUDE