SELECT JAZZ FROM THE CITY/JAZZ TRUMPET BEST SELECTION-1 管理人の学生時代,ハマッタものは多数ある。その中で現在までハマリ続けているのがジャズフュージョンであり,カメラだった。社会人になってからハマッタもので現在までハマリ続けているのがブーツを初めとする高級靴でありアメカジの類である。まっ,所ジュージと同類項ということで…。

 財力のない所ジョージなのだから最近はヤフオク1度捨てたものを買い直したりしている。最近買い集めているのは鈴木英人の表紙でお馴染みの「FM STATION」である。中学時代&高校時代に読み漁った「FM STATION」誌の大人買いである。
 40歳を過ぎてから読む「FM STATION」が格別で,当時のワクワク感を思い出す+当時よりも音楽への造詣が増したからだろうが,あの時代の音楽がかけがえのない特別なものであったことを再認識させられて,あの時代のリアルな音楽を体験できた幸福を実感する。
 そう。音楽好きの管理人のルーツをたどると本当は「ジャズフュージョン育ち」というよりも「FMラジオ育ち」なのである。

 いいや,正確には「FMラジオ育ち」というよりも「FM長崎育ち」=「FM東京育ち」=「エアチェック育ち」。何を隠そう管理人は「FM STATION」の対抗馬であった「FMレコパル」に読者モデルとして「エアチェックはタイマーが決めて」を語ったくらい(もしかして「サウンド・レコパル」の方だったらゴメン)ラジオを生で聞くだけでなく,用事があっても録り漏れがないように「FM STATION」「FM STATION」「FMファン」「週刊FM」を全部購入してはタイムテーブルをチェックしまくり〜。
 ちなみにヤフオクで「FM STATION」だけを買い集めているのは,ほらっ「FM STATION」と来れば,鈴木英人の「カセットテープケースのレーベル」をハサミで切っていたでしょ? 管理人のヤフオク落札の条件は「カセットテープケースのレーベル」が切り離されずに残っているか,だったりします。

 そんな「FM長崎育ち」の管理人が上京して,立派な「TOKYO FM育ち」になるのは当然のことで,後に「J−WAVE」と「BAY FM」にもチューニングするようになるのだが,やはり心はいつでも「FM東京」。
 たくさん好きな番組があったのだが渡辺貞夫渡辺香津美向谷実といったパーソナリティで聞いた番組があり,スペイン坂まで鈴木万由香やマッピー松本ともこ,そして大好きだった柴田玲といったアイドルアナ系があり,現在主流のFMらしからぬしゃべくり系があるのだが,ジャズフュージョン好きには「セレクト・ジャズ・ワークショップ」「セレクト・ジャズフロム・ザ・シティ」「ジャズ・オーバー・ザ・パシフィック」などのジャズ番組は欠かせない。
 特にナレーターの金子晴美の声である。「サントリー・サウンドマーケット」から続く「TOKYO FM JAZZ」の声が流れると一気にジャズ・モードで大人モード。FMがFMしていた頃が今となっては懐かしい。

SELECT JAZZ FROM THE CITY/JAZZ TRUMPET BEST SELECTION-2 「TOKYO FM PRESENTS〜SELECT JAZZ FROM THE CITY/JAZZ TRUMPET BEST SELECTION」は「セレクト・ジャズフロム・ザ・シティ」発の企画編集盤である。
 まぁ,収録曲についてはほぼ全部所有しているので買う必要もなかったのだが,オープニングのジングルである。この音源が欲しかった〜。ケン・ウェブさ〜ん。

 だから「SELECT JAZZ FROM THE CITY/JAZZ 〇〇 BEST SELECTION」なるオムニバス盤がシリーズ化されているのだが,購入したのは「JAZZ TRUMPET BEST SELECTION」の1枚のみ。ジングル以上の理由はありません。管理人のFM人生の記念の1枚です。

PS 「TOKYO FM」さん,「J−WAVE」さん,いつの日か年代ごとでいいですから全番組のオープニングやエンディングで流れたジングルや交通情報や天気予報で流れたジングルを集めたCDを発売してください。その点で「BAY FM」さんは偉い! 1度人気番組を担当したDJを何十年も使い続けているし,いまだに開局から同じジングルを多数使い続けている。だから千葉に戻ると「BAY FM」が聞きたくなるわけよ。

 
01. Opening Announcement
02. My Funny Valentine
03. Lover Come Back to Me
04. A Night in Tunisia
05. Lotus Blossom
06. Blue Lights
07. Polka Dots and Moonbeams
08. I'll Close My Eyes
09. Work Song
10. I'll Never Smile Again
11. 'Round Midnight
12. It Never Entered My Mind

 
MILES DAVIS : Trumpet
RED GARLAND : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
PHILLY JOE JONES : Drums

CLIFFORD BROWN : Trumpet
ART FARMER : Trumpet
AME DOMNERUS : Alto Saxophone
LARS GULLIN : Bariton Saxophone
AKE PERSSON : Trombone
BENGT HALLBERG : Piano
GUNNAR JOHNSON : Bass
JACK NOREN : Drums

DIZZY GILLESPIE : Trumpet
CHARLIE CHAN : Alto Saxophone
BUD POWELL : Piano
CHARLIE MINGUS : Bass
MAX ROACH : Drums

KENNY DORHAM : Trumpet
TOMMY FLANAGAN : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
ART TAYLOR : Drums

ART FARMER : Trumpet
GIGI GRYCE : Alto Saxophone
FREDDIE REDD : Piano
ADDISON FARMER : Bass
ART TAYLOR : Drums

CHET BAKER : Trumpet
AL HAIG : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
PHILLY JOE JONES : Drums

BLUE MITCHELL : Trumpet
WYNTON KELLY : Piano
SAM JONES : Bass
ROY BROOKS : Drums

NAT ADDERLEY : Cornet
WES MONTGOMERY : Guitar
SAM JONES : Cello
BOBBY TIMMONS : Piano
PERCY HEATH : Bass
KETER BETTS : Bass
LOUIS HAYES : Drums

FREDDIE HUBBARD : Trumpet
BILL EVANS : Piano
JIM HALL : Guitar
PERCY HEATH : Bass
PHILLY JOE JONES : Drums

DONALD BYRD : Trumpet
BARRY HARRIS : Piano
DOUG WATKINS : Bass
ART TAYLOR : Drums

(ビクター/JVC 1991年発売/VICJ-8009)
(ライナーノーツ/ケン・ウェブ,佐藤敬造,広川駿)

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



律法ではなく,信仰によって義と宣せられる(ガラ2:15-3:29)
和泉宏隆 『COMPLETE SOLO PIANO WORKS III