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カテゴリ: CD批評:サ:THE SQUARE (T-SQUARE)

 『MISS YOU IN NEW YORK』(以下『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』)は『リフレッシェスト』に続く,伊東時代の名曲を本田仕様にリアレンジした企画盤。  ただし『リフレッシェスト』と『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』の間にはかなりの隔たり ...

 『WELCOME TO THE ROSE GARDEN』(以下『ウェルカム・トゥ・ザ・ローズ・ガーデン』)でついに“EWIの本田雅人”解禁!  英国貴族(ローズ・ガーデン)の王子様はEWIの“ここぞ!”という使い所を知り尽くしていたはずなのに…。   ...

 『TAKARAJIMA』(以下『宝島』)は,T−スクェア3枚目のシンフォニックCD。  ロンドン・レコーディングによる「ミュンヘン・シンフォニー・オーケストラ」と「シティ・オブ・ロンドン・ウィンド・アンサンブル」との豪華競演アレンジに大ショック。もは ...

 【TRURH】が先かアイルトン・セナが先か? あの時代の日本はF−1と言えば【TRURH】でありアイルトン・セナであった。  T−スクェアのメンバー5人も,実際にサーキットへ足を運ぶにつれ,F−1の魅力に,そしてセナの魅力に惹きつけられていった。   ...

 『夏の惑星』のテーマは「大人の夏休み」である。  朝早起きして夜も早く寝る。日中は野山に海に昆虫にスイカ。甲子園を何試合も見る。そんな「子供の夏休み」ではない。  これって,ジャケット写真の男前(則竹さんっぽい?)のせい? サメの写真がシュノーケリン ...

 『HUMAN』(以下『ヒューマン』)こそが,スクェアの“最高傑作”である。 ( いきなりの注釈で申し訳ありませんが,この結論は管理人の独断ではありません。管理人の周りのスクェア・ファンも口を揃えて『ヒューマン』至上主義ですし,何よりも安藤さんと和泉さん ...

 『NEW−S』との間に『T−SQUARE LIVE “FAREWELL & WELCOME”』『REFRESHEST』と企画盤を2枚挿まれた。  本田雅人の第2弾として“期待値MAX”だった『IMPRESSIVE』(以下『インプレッシブ』)は普通。   ...

 『REFRESHEST』(以下『リフレッシェスト』)は,タイトル通りのリアレンジ企画盤。  伊東時代の名曲が本田仕様で大胆にリアレンジ。「T−スクェア アンド フレンズ」名義が表わすように,演奏は豪華で分厚いゲスト・ミュージシャン入り。  単純に伊東 ...

 『T−SQUARE LIVE “FAREWELL & WELCOME”』(以下『T−スクェア・ライブ “フェアウェル・アンド・ウェルカム”』)は,T−スクェアの初代フロント=伊東たけしから,2代目=本田雅人へと“たすきを繋ぐ”言わば“歓送迎会”的なライブ ...

 『ハイパー・サックス・プレイヤー,本田雅人加入。ヴァージョン・アップしたニュー・サウンド』!  このCD帯を見て初めて,T−スクェアのフロントが本田雅人へ交代したことを知った。  T−スクェアは伝統的に?メンバーの出入りが激しいバンド。しかしT−スク ...

 ザ・スクェアの“ネームバリュー”を捨ててまで,アメリカでのブレイクを目指したT−スクェアとCBSソニーが,本腰を入れてLA録音したのが『NATURAL』(以下『ナチュラル』)である。  「郷に入っては郷に従え」!? 『ナチュラル』には“アメリカンナイ ...

 ザ・スクェアの“ネームバリュー”を捨ててまで,アメリカでのブレイクを目指したT−スクェアとCBSソニーが,本腰を入れてLA録音したのが『NATURAL』(以下『ナチュラル』)である。  「郷に入っては郷に従え」!? 『ナチュラル』には“アメリカンナイ ...

 『TRUTH』の大ヒットは,望むと望まざるとに関わらず,ザ・スクェアを根底から大きく変えてしまった。  『TRUTH』は“売れ線狙い”の大傑作であったが,ザ・スクェアのオリジナリティは基本的に普遍である。それで『TRUTH』の大ヒットによって,自分た ...

 『YES, NO。』(以下『イエス,ノー。』)こそ,スクェア史上最高に“おしゃれな”CDである。  スクェア・ファンと『イエス,ノー。』について語り合うと,かなりの高確率で『イエス,ノー。』から伊東たけしがEWI(通称イーウイ:AKAI製エレクトリッ ...

 一聴して「あっ,スクェアが変わったな」と感じた『S・P・O・R・T・S』(以下『スポーツ』)。  理由は「打ち込み系」の導入にある。田中豊雪+則竹裕之のリズム隊は『スポーツ』が最初で最後であるが,エレクトリック・ベースと生ドラムにリズム・マシーンの重 ...

 バンド結成30年。安藤まさひろと伊東たけしを別にしてスクェアには重要人物が3人いる。  ベースの田中豊雪,キーボードの和泉宏隆,アルト・サックスの本田雅人である。  このうち田中豊雪は『マジック』で,本田雅人は『ニュース』で,それぞれ“鮮烈のデビュー ...

 海風(神風)パンチラの『ラッキー・サマー・レディー』と純白ビキニ・ギャルの『メイク・ミー・ア・スター』。そう。ザ・スクェアと来れば“夏”である。  ザ・スクェアは,その後も『リゾート』『スポーツ』での競泳,波乗り『ウェーブ』と“夏CD”を作り続けている ...

 ザ・スクェア初のベスト・アルバムである『LIGHT UP(BEST SELECTION)』(以下『ライト・アップ − ベスト・セレクション』)こそ,初期スクェアの宝庫。  「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦のパーカッションに尽 ...

 管理人の中では前作『脚線美の誘惑』と『うち水にRAINBOW』が2枚で1枚の1セット。  『うち水にRAINBOW』は,以前からバック・バンド等で関係の深かった松任谷由実が,楽曲提供(【黄昏で見えない】)&タイトリング&ジャケットデザインまでをアルバ ...

 「ヒップ(←ジャケット写真参照)でポップでテクノでディスコな」ザ・スクェアが『MAGIC』(以下『マジック』)。  当時はこの手のフュージョンが大好きで『マジック』をザ・スクェアの代表作としてお奨めしていたのだが,振り返れば『マジック』は,王道のスク ...

 『メイク・ミー・ア・スター』でのグループ・サウンズ風に手ごたえを感じた安藤まさひろが“歌もの路線”に取り組んだ『ROCKOON』(以下『ロックーン』)。  (管理人の遠い記憶が確かならば)安藤まさひろが目指していたのは『ロックーン』のタイトルよろしく ...

 『ラッキー・サマー・レディー』『ミッドナイト・ラヴァー』『MAKE ME A STAR』(以下『メイク・ミー・ア・スター』)『ロックーン』の4枚が“一緒くた”の「スクェアの1期」。  要するに「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦の ...

  『ラッキー・サマー・レディー』『MIDNIGHT LOVER』(以下『ミッドナイト・ラヴァー』)『メイク・ミー・ア・スター』『ロックーン』の4枚が“一緒くた”の「スクェアの1期」。  要するに「スクェアの1期」は“ほんわか系なのに斜に構える”仙波清彦 ...

 正直に語ろう。“スクェア命”を公言する管理人であるが,かつて,スクェア・ファンにあるまじき,スクェアへの理解と愛情が決定的に欠落している暗黒時代が存在していた。  『LUCKY SUMMER LADY』(以下『ラッキー・サマー・レディー』)『MIDN ...

『GROOVE GLOBE』の10曲目は【IN A SWEET TRAP】。  【IN A SWEET TRAP】は,50秒間のガッツン・イントロ! 残りは“無敵の”伊東バラードという2部構成。何とも不思議な雰囲気のトラックである。  イントロの雨音に被 ...

『GROOVE GLOBE』の9曲目は【MIRACLE CITY】。  【MIRACLE CITY】は,T−スクェア“お得意の”CITY系! フュージョン好きなら“泣いて歓ぶ”定番ソング! 上質で洗練されたメロディ+盛り上がりのサビ+最強リズムが「コレッ ...

『GROOVE GLOBE』の8曲目は【DON’T TELL ME A TRUTH】。  【DON’T TELL ME A TRUTH】は,要所要所でスタッカートが入ってくる,スパニッシュ・フレーバー。安藤まさひろのギターもフラメンコしている。  しかし, ...

『GROOVE GLOBE』の7曲目は【MOON】。  【MOON】は,アンプラグドの魅力をフューチャーした名演である。このロマンティックな曲想を生かし切るには,やはりアンプラグドなのであろう。  冒頭からメインテーマを奏でるユニゾンとソロのバランスが絶 ...

『GROOVE GLOBE』の6曲目は【CAPE VERDE】。  【CAPE VERDE】は,メイン・テーマの曲調にフルートの使用が相まって“ポップなライト・フュージュン”と言った趣。約20年前の初期「ザ・スクェア」のサウンドに接している気分になる。   ...

『GROOVE GLOBE』の5曲目は【PEACEMAKER】。  【PEACEMAKER】は,メロディアス! ただし以前の“カラフルさ”はない。「と・き・め・く」ほどの歓びまでは感じない。  “メロディメーカー・安藤まさひろ”も,少しマンネリ化してきたの ...

『GROOVE GLOBE』の4曲目は【JUNGLE FEVER】。  【JUNGLE FEVER】が放つ空気感は,どことなくRTF? ヘッド・ハンターズ? その昔,NHK−FM『クロスオーバー・イレブン』で流れていた,フュージョンのスーパー・グループの ...

『GROOVE GLOBE』の3曲目は【FUTURE MAZE】。  【FUTURE MAZE】からは,かなりの斬新さを感じる。例えばメイン・テーマの選択である。  16秒以降に繰り返されるテーマ①が後半の盛り上がりを支配している。40秒以降に出てくるテー ...

『GROOVE GLOBE』の2曲目は【I’M IN YOU】。  【I’M IN YOU】は,アコースティックなミディアム・バラード。  ギター,サックス,ピアノがバランス良くリードを取りあい,またサポートしあっている。T−スクェアというバンドとしての“ ...

『GROOVE GLOBE』の1曲目は【DREAM WEAVER】。  【DREAM WEAVER】からは,いわゆるスクェア“らしさ”を残しつつも,どことなく“大人になった”印象を受けてしまう。  一気にはじけることもなく“淡々と”“粛々と”しかし確実に盛 ...

 F1と聞くと読者の皆さんは何を連想するだろうか? 恐らく多くの人は「HONDA」であり「TOYOTA」であり,セナ,シューマッハ,佐藤琢磨かもしれない。  しかしフュージョン・ファンであるならば,間違いなく“T−スクェア&『TRUTH』”であろう。あのテ ...

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