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カテゴリ: CD批評:イ:伊東 たけし

 ドッペルギャンガー〜フィリップ・セスと組んできた伊東たけしが“日本のフィリップ・セス”クリヤ・マコトと組んだ『DOUBLE CIRCLE』(以下『ダブル・サークル』)。  フィリップ・セスも先進的でトンガッテいたが“鬼才”クリヤ・マコトの作る「クラブ系 ...

 『VISIONS』以降の伊東たけし。すなわちT−スクェア退団後のソロ・アルバムはそのどれもハイ・ボルテージ。  しかし,その中でもとびきり高電圧なのが『SCARE HEADLINE』(以下『スケア・ヘッドライン』)である。  伊東たけしのソロとしては,積 ...

 『VISIONS』(以下『ヴィジョンズ』)は,伊東たけしのT−スクェア退団後のソロ第一弾アルバム。  伊東たけしが本当にやりたかった音楽。その答えが『ヴィジョンズ』にたっぷりと詰まっているはず。  そう思って聴き込んだ『ヴィジョンズ』の印象は,まさかのフ ...

 『T.K.ADAGIO』(以下『星に願いを ~T.K.ADAGIO~』)は,所謂「ウィズ・ストリングス」ものの,メローで大甘なメルヘン企画盤。  この世界が好きな人には堪えられない「売れ線」アレンジのオンパレード。伊東たけしのアルト・サックスに誘われ,デ ...

 伊東たけしは「ポップなメロディ・メーカー」に非ず。果たしてその真実は「音世界のメロディ・メーカー」である。  つまり伊東たけし・オリジナルな世界観を有している。「ザ・伊東たけし」な音色がある。← あっ,伊東たけしはネイロではなくネシロでしたねっ。   ...

 『EL SEVEN』(以下『エル・セヴン』)は,伊東たけしが“ザ・スクェアの顔”として売っていた人気絶頂期に作られた2枚目のソロ・CD。  【OVERNIGHT】が,ザ・スクェアの延長線上にあるように『エル・セヴン』における実験で掴んだ確かな手応えが ...

 『T.K.LA』は,伊東たけしとLAのトップ・ミュージシャンとのセッションCD。  奔放で軽快なグルーヴに乗った,シンプルでストレートなラテン系の音が心地良い。  【FREEDOM WALK】【JOURNEY】【SCRABBLE】の明るい系から,ラス ...

 『T.K.BREEZE』こそ,伊東たけしソロCDの最高傑作!  しかし最高傑作が安藤まさひろ・プロデュースとは困ったちゃん。安藤まさひろ,ジンサク,鳥山雄司,土方隆行,大橋勇など「聴いてみたい,J-フュージョンの組み合わせ」をバックに伊東たけしの伊東節 ...

『T.K.』の8曲目は【COLOUR OF LIFE】(以下【カラー・オブ・ライフ】)。  【カラー・オブ・ライフ】は,お洒落でダンサブルなジャズ・ファンク! 【カラー・オブ・ライフ】で,伊東たけしがサックスを吹く意味があるのだろうか?  無理を承知で「意 ...

『T.K.』の7曲目は【BOUNCE BACK】(以下【バウンス・バック】)。  【バウンス・バック】は,デヴィッド・フランクの好みが色濃く表われた“クールな打ち込み系ファンク”である。  ここでも主役は男女ツイン・ボーカルであって,伊東たけしは最後尾で“ポ ...

『T.K.』の6曲目は【ALWAYS TOGETHER】(以下【オールウェイズ・トゥギャザー】)。  【オールウェイズ・トゥギャザー】は“懐かしい”感じのラブ・バラード。その昔,LFでやっていた日立「ミュージック・イン」で流れていそうなトラックである。 ← ...

『T.K.』の5曲目は【PLACEBO】(以下【プラシーボ】)。  【プラシーボ】の聴き所はフィリップ・セスの「バランス感覚」! 誰かが傑出することはないが,全てのプレイヤーの良いところが“つまみ喰い”できてしまう。  印象的なリズムはフィリップ・セスとド ...

『T.K.』の4曲目は【UPTOWN SATURDAY NIGHT】(以下【アップタウン・サタディ・ナイト】)。  【アップタウン・サタディ・ナイト】は,ゴスペルチックでもありモータウン的でもある,ブラック・コンテンポラリー。  印象的なリズムに“あえて乗ら ...

『T.K.』の3曲目は【THIS IS THE NIGHT】(以下【ディス・イズ・ザ・ナイト】)。  【ディス・イズ・ザ・ナイト】は,男女ツイン・ボーカルによるラブ・バラード。この曲調と伊東たけしのアルト・サックスは“意外”と相性が良い。  伊東たけしの“絞 ...

『T.K.』の2曲目は【FAMOUS】(以下【フェイマス】)。  【フェイマス】は1988年の住友金属,TVCFイメージ・ソングとしてブラウン管に流れたので(←表現が古い?)聞き覚えのある方も多いのでは?  管理人もバックで流れていたこのメロディーよりも,崖 ...

『T.K.』の1曲目は【COWBELL】(以下【カウベル】)。  【カウベル】はディスコ・ナンバーであって“フュージョン”とは呼び難い。打込みとサックスとでは8:2。これではアドリブどころではない。  伊東たけしの唯一の見せ場が1分46秒から始まるが,音が ...

 “Tetsuya Komuro”ではない,もう一人のT.K.“たけ”こと,伊東たけし。  伊東たけしの3枚目のソロ・アルバムは,タイトルもズバリ『T.K.』。  伊東たけしに限らずJ−フュージョンの人気グループのメンバーは必ずと言って良い程,ソロ・アルバ ...

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