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カテゴリ: CD批評:T:セロニアス・モンク

 管理人は,好きなジャズメンを“徹底的に掘る”のが好きだ。読者の皆さんが,管理人と同じ“コレクター”であるならば,その醍醐味については説明不要であろう。  ただしこれがエスカレートしてくると,集める楽しさを通り越し「全部集めないと気が済まない」といった“脅 ...

『SOLO MONK』の13曲目は【INTROSPECTION】(以下【イントロスペクション】)。  【イントロスペクション】は“伸るか反るか”の大勝負である。当然,セロニアス・モンクは伸っている! いいや,反っている? これは「ドリフのズッコケ」であろ ...

『SOLO MONK』の12曲目は【THESE FOOLISH THINGS(REMIND ME OF YOU)】(以下【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユー)】)。  【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユ ...

『SOLO MONK』の11曲目は【ASK ME NOW】(以下【アスク・ミー・ナウ】)。  【アスク・ミー・ナウ】こそが,セロニアス・モンクの目指す「ソロ・ピアノの完成形」ではなかろうか? 最近特にその思いが強くなってきた。  今にも大合唱が聞こえてきそ ...

『SOLO MONK』の10曲目は【I SHOULD CARE】(以下【アイ・シュッド・ケア】)。  【アイ・シュッド・ケア】には“ソロ・ピアニスト”セロニアス・モンクが詰まっている! キーワードは“響き”である。  遅咲きのジャズ・ジャイアント=セロニ ...

『SOLO MONK』の9曲目は【MONK’S POINT】(以下【モンクス・ポイント】)。  【モンクス・ポイント】は,演奏中のセロニアス・モンクの“絵”が浮かんできそうなトラック。独特のメロディを“唸り声付で”力強いピアノのタッチで時間差攻撃! 典型 ...

『SOLO MONK』の8曲目は【EVERYTHING HAPPENS TO ME】(以下【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】)。  【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】は『SOLO MONK』の売りである,明るさが“仇”と出た,唯一の例外。ここはセ ...

『SOLO MONK』の7曲目は【I HADN’T ANYONE TILL YOU】(以下【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】)。  初めて【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】を聴いた時の印象は「保育園の先生が伴奏するピアノ」。  セロニアス・ ...

『SOLO MONK』の6曲目は【I’M CONFESSIN’(THAT I LOVE YOU)】(以下【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】)。  ジャズ・スタンダードである【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】が,セロ ...

『SOLO MONK』の5曲目は【RUBY, MY DEAR】(以下【ルビー・マイ・ディア】)。  反論承知で大袈裟に言えば【ルビー・マイ・ディア】こそが,セロニアス・モンク“生涯の代表作”!  【ルビー・マイ・ディア】を聴いて,セロニアス・モンクの良さが ...

『SOLO MONK』の4曲目は【NORTH OF THE SUNSET】(以下【ノース・オブ・ザ・サンセット】)。  【ノース・オブ・ザ・サンセット】は,セロニアス・モンクの“音・遊び”である。  セロニアス・モンクは不遇の時代にピアノの響きを,来る日も ...

『SOLO MONK』の3曲目は【SWEET AND LOVELY】(以下【スウィート・アンド・ラヴリー】)。  【スウィート・アンド・ラヴリー】は,アップテンポ+メロディアス=明るいはずなのに,どことなく暗い。二重人格のように「裏と表」「陰と陽」が同時 ...

『SOLO MONK』の2曲目は【I SURRENDER, DEAR】(以下【アイ・サレンダー・ディア】)。  セロニアス・モンクの【アイ・サレンダー・ディア】にはソロ・ピアノによる2つの録音が残されている。一方は『BRILLIANT CORNERS』に ...

『SOLO MONK』の1曲目は【DINAH】(以下【ダイナ】)。  【ダイナ】でのセロニアス・モンクは“あか抜け”た印象。単純に「明るい」「ノー天気」というのとは訳が違う。  例の“モンクくささ”が“いい感じ”のあんばいなのである。  【ダイナ】と来れば ...

 正直,管理人はソロ・ピアノが好きではなかった。『SOLO MONK』(以下『ソロ・モンク』)と出会うまでは…。  ジャズの本質はインプロヴィゼーションにあり,曲の構成は決まっていても,その場その場で,その瞬間に“最善”と感じたフレーズが自由に飛び交いあ ...

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