アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

カテゴリ:CD批評 > ワ:渡辺 貞夫

 『BIRD OF PASSAGE』(以下『バード・オブ・パッセージ』)は超・名盤である。渡辺貞夫のこの辺の音楽はそのどれもが最高レベル。渡辺貞夫の絶頂期の名盤群については,とやかく語るのはヤボだと思っている。  だから管理人が『バード・オブ・パッセージ ...

 『RE−BOP』(以下『リバップ』)の聴き所は,渡辺貞夫とブライアン・ブレイドの共演にある。  これって則ち,ブライアン・ブレイドの躍動するドラミングが,あの渡辺貞夫と音を交えてどう反応するかを楽しむアルバムである。  そう。『リバップ』の主役は渡辺貞夫 ...

 『RENDEZVOUS』(以下『ランデブー』)は,プロデューサー兼パーカッションのラルフ・マクドナルド,ドラムのスティーヴ・ガット,ドラムのスティーヴ・ガット,ベースのマーカス・ミラー,キーボードのリチャード・ティー,ギターのエリック・ゲイル,そこへア ...

 『MY ROMANCE −SADAO PLAYS BALLADS−』(以下『マイ・ロマンス 〜サダオ・プレイズ・バラッド〜』)での渡辺貞夫の演奏はすでに完成されている。いい演奏に違いない。  しかしその一方で『マイ・ロマンス 〜サダオ・プレイズ・バラッ ...

 『ライヴ・イン根室 1977』の39年前の音源リリースに驚かされてから約1年。再び渡辺貞夫の過去音源がリリースされることになった。  今回は17年前のライブ音源である。『SADAO PLAYS BACH』(以下『プレイズ・バッハ』)である。  管理人はジ ...

 39年の時を越えてリリースされた『LIVE IN NEMURO 1977』(以下『ライヴ・イン根室 1977』)。  このような過去音源のリリースは渡辺貞夫にとって初めてのことではなかろうか?  この理由についてあらぬ憶測をしたものだが,要は渡辺貞夫の衰 ...

 渡辺貞夫“最高傑作”は『エリス』である。それは良いとして『エリス』と同日発売の『MADE IN CORACAO』(以下『メイド・イン・コラソン』)とはリリース直後の30年前,人気・実力・扱いともに大きな開きがあったように記憶する。  渡辺貞夫名義でトッ ...

 『SWEET DEAL』(以下『スウィート・ディール』)は,LAの3つのスーパー・フュージョン・グループ,ラッセル・フェランテ率いるイエロー・ジャケッツとカルロス・ベガ率いるカリズマ,そしてエイブラハム・ラボリエル率いるコイノニアの各メンバーによる混成 ...

 『NATURALLY』(以下『ナチュラリー』)が泣ける。2重の意味で泣ける。  1つ目の涙は「絶賛の涙」である。  渡辺貞夫のアルト・サックスこそが「世界一」である。こんなにも「美しく・優しく・温かい」アルト・サックスは世界中を探し回っても見つからない。 ...

 『INTO TOMORROW』から『COME TODAY』(以下『カム・トゥデイ』)へ…。  たかがアルバム・タイトルであるが,ここに渡辺貞夫の願いであり,祈りが込められている。そう。渡辺貞夫からのメッセージは「TOMORROW(明日)」ではなく「TO ...

 渡辺貞夫の2枚目の自己名義『SADAO WATANABE』は「NEW」渡辺貞夫ではなく,渡辺貞夫の「再デビュー」盤でもなく,これぞ「渡辺貞夫の音楽の完成形」である,との気概に満ちている。  とはいえ『SADAO WATANABE』に,渡辺貞夫の気合いは ...

 『I’M WITH YOU』(以下『アイム・ウィズ・ユー』)を聴いて感じることは,みんなが渡辺貞夫のことを大好きだということだ。  ステージの共演者だけではなく,裏方さんにしても,オーチャードホールに足を運んだ観客にしても『アイム・ウィズ・ユー』のレ ...

 『OUTRA VEZ』(以下『オウトラ・ヴェス −ふたたび−』)は,渡辺貞夫の25年振りとなるブラジル録音。  この事実さえ伝われば,他につべこべ言う必要はない。渡辺貞夫のブラジルと来れば“鉄板”の「名盤保証付き」。  「サッカー王国」として名高いブ ...

 『INTO TOMORROW』(以下『イントゥ・トゥモロー』)を聴いて渡辺貞夫のことが益々大好きになった。ナベサダを聴き続けてきて本当に良かったと思った。  “ジャズメン”渡辺貞夫の音楽に触れて心の底から真に幸福を感じた。  “世界のナベサダ”である ...

 最高のハコで最高の仲間と最高の演奏。目の前には最高の観客がいる。渡辺貞夫にとって『BASIE’S AT NIGHT』(以下『ベイシーズ・アット・ナイト』)はそんな最高なCDであろう。 1)最高のハコ=理想のライブ・ハウス=日本一のジャズ喫茶「ベイシー ...

 渡辺貞夫とチャーリー・マリアーノの40年振りの共演盤。そのように『SADAO & CHARLIE AGAIN』を紹介したい所であるのだが…。  『SADAO & CHARLIE AGAIN』の真実は,渡辺貞夫とチャーリー・マリアーノの共演盤ではなく, ...

 アフリカに一方ならぬ愛着を持つ渡辺貞夫,一方,ナベサダの演奏を聴いて育ったリチャード・ボナ。  “出会うべくして出会った”渡辺貞夫とリチャード・ボナが一体となって,同じメロディ&同じリズム,を創造していく“幸福な”ライブ。  そう。『“ONE FOR ...

 渡辺貞夫とリチャード・ボナの初めてのコラボレーション『SADAO 2000』は,リチャード・ボナの“才能に惚れ込んだ”渡辺貞夫がリチャード・ボナに“自由にやらせた”コラボレーションであった。  そして,渡辺貞夫とリチャード・ボナの2度目のコラボレーショ ...

 「自分の気に入ったいい音と,いい物があれば人生は最高! 溢れる想いをメロディーに託し,メロウな作品や軽快なサウンドにナベサダのサックスが舞う! 多数の日米コンボが参加した,渡辺貞夫のロマンチック・セイリング!」。  『GOOD TIME FOR LO ...

 ついに来た“大本命”! アフリカのナベサダ! いいアルバムだ! 『SADAO 2000』を聴いた時に単純にそう思った。後程,猛反省することになるとも露知らず〜。  『SADAO 2000』の主役はリチャード・ボナ。しかし『SADAO 2000』を聴い ...

 『VIAJANDO』(以下『ヴィアジャンド』)は“都会のブラジル音楽”である。多分,出来はいいのだろう。事実,冒頭の4トラック【アフロジル】【ヴィアジャンド】【オン・サニー・ディ】【バタフライ】の展開は神!  でも,それでも管理人には退屈である。理由 ...

 『GO STRAIGHT AHEAD ’N MAKE A LEFT』(以下『ゴー・ストレート・ア・ヘッド・アンド・メイク・ア・レフト』)は“一気に”聴き通せる名盤である。  理由は1)曲間の無音が0秒。2)【NIGHTLY YOURS】【MAJI】【 ...

 短命だったファンハウス時代の渡辺貞夫はやりたい放題?  渡辺貞夫本人の意向が強いのか? レコード会社の意向が強いのか? クリスマス・ライブの『A NIGHT WITH STRINGS』の2枚『VOL.2』『VOL.3』の売れ線・続編。そしてスタジオ録音 ...

 『EARTH STEP』(以下『アース・ステップ』)での“カッコイイ”ナベサダを是非聴いてみてほしい。  ナベサダが思いっきり“スタイリッシュ”している。『アース・ステップ』こそ,渡辺貞夫のダンディズム。真に“お洒落”な音楽なのである。  ズバリ『ア ...

 並みのジャズメンなら過剰に気合入れすぎな「ウィズ・ストリングス」ものの『A NIGHT WITH STRINGS』(以下『ア・ナイト・ウィズ・ストリングス』)。  『HOW’S EVERYTHING』で100名のオーケストラと共演した経験がなせる業な ...

 70年代の渡辺貞夫はジャズだった。80年代の渡辺貞夫はフュージョンだった。  そして1989年の渡辺貞夫は『FRONT SEAT』(以下『フロント・シート』)。『フロント・シート』は渡辺貞夫の未来をも指し示している。  そう。『フロント・シート』は渡 ...

 渡辺貞夫の『SELECTED』。何とも素晴らしい渡辺貞夫のセルフ・セレクテッド。  管理人はベスト盤は買わない主義。理由はどこかの記事で書いたはずだが,要は全ディスコ・グラフィを集めたら不要品でしょ?  だからベスト盤は未発表テイクがなければ買わない。で ...

 『ELIS』(以下『エリス』)こそ渡辺貞夫最高のヒット作(アメリカ「ラジオ&レコード」誌ジャズ・チャート4週連続第1位! あくまでランキング上の最大ヒット。セールス枚数で語ったら『エリス』ではなく『カリフォルニア・シャワー』か『ランデブー』だったのでは ...

 ライブ盤=『パーカーズ・ムード』と同メンバーによる,同じくストレート・アヘッドなスタジオ録音盤。それが『TOKYO DATING』(以下『トーキョー・デイティング』)である。  一般には『パーカーズ・ムード』と『トーキョー・デイティング』は姉妹盤であ ...

 『MAISHA』(以下『マイシャ』)こそ,渡辺貞夫の“裏”名盤である。  こんなにポップでHAPPYな演奏はそうはない。事実,管理人のナベサダ・コレクションのヘビーローテーション最右翼。どうしても無性に聴きたくなる日々が訪れる。  そんな日々には批 ...

 ピアノ,キーボード,指揮者としての“アレンジャー”デイブ・グルーシンを筆頭に,キーボードのリチャード・ティー,ドラムのスティーブ・ガット,ギターのエリック・ゲイルとジェフ・ミロノフ,ベースのアンソニー・ジャクソン,パーカッションのラルフ・マクドナルド, ...

 「ナベサダ・フュージョン」の「頂点」。それが『MORNING ISLAND』(以下『モーニング・アイランド』)である。  管理人の中で「ナベサダ・フュージョン」と「J−フュージョン」は同じではない(尤も,これは個人的な主観であって,世間では「ナベサダ ...

 『PARKER’S MOOD』『TOKYO DATING』の2枚で“ジャズのナベサダ”の“洗礼”を受けたのが高校時代。それ以来「ナベサダはジャズだ」と公言してきた。友人にも奨めてきた。  そんな管理人が『BIRD OF PARADISE』(以下『バー ...

 “世界のナベサダ”渡辺貞夫主演ドラマの「相棒」は草刈正雄ではなくデイブ・グルーシンである。  渡辺貞夫とデイブ・グルーシンの「相棒・Season 1」が始まったのが『CALIFORNIA SHOWER』(以下『カリフォルニア・シャワー』)であった。 ( 注:渡 ...

 渡辺貞夫の2枚の名盤『マイ・ディア・ライフ』と『カリフォルニア・シャワー』の間をつなぐ“孤高の存在”『AUTUMN BLOW』(以下『オータム・ブロー』)。  『オータム・ブロー』に『マイ・ディア・ライフ』の続編か『カリフォルニア・シャワー』の前編を ...

 世間では「ナベサダ・フュージョン」の原点と称される『MY DEAR LIFE』(以下『マイ・ディア・ライフ』)。  確かにアルバム全体を聴き通すと“おぼろげ”フュージョンしていると思う。  ゲイリー・マクファーランドの影響を渡辺貞夫が全開で表現した初 ...

 『PARKER’S MOOD』の8曲目は【BEAUTIFUL LOVE】(以下【ビューティフル・ラヴ】)。  渡辺貞夫の【ビューティフル・ラヴ】は,聴衆の手拍子にせきたてられたミディアム調での弾きまくりトラック! リラックスした雰囲気が産み落とす“セン ...

 『PARKER’S MOOD』の7曲目は【BIRD OF PARADISE】(以下【バード・オブ・パラダイス】)。  【バード・オブ・パラダイス】は,渡辺貞夫の愛奏曲! “明るく軽快に”ナベサダお気に入りのイケメンたちと,大好きなパーカー節を吹き上げる ...

 『PARKER’S MOOD』の6曲目は【PARKER’S MOOD】(以下【パーカーズ・ムード】)。  【パーカーズ・ムード】は,密度の濃い濃い,だけどスロー・ブルース。4ビートのピアノ・トリオが“グイグイ”来る!  チャーネット・モフェットは弾き過 ...

 『PARKER’S MOOD』の5曲目は【I THOUGHT ABOUT YOU】(以下【君のことばかり】)。  【君のことばかり】は,管理人にとっては【ジェフ・ワッツのことばかり】である。どうしてもジェフ・ワッツのドラミングばかりを追いかけてしまう。 ...

 『PARKER’S MOOD』の2曲目は【EVERYTHING HAPPENS TO ME】(以下【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】)。  【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】は,泣きたいくらいに“センチメンタル”。鈴木宗男じゃあるまいが,ものの ...

 『PARKER’S MOOD』の4曲目は【BILLY’S BOUNCE】(以下【ビリーズ・バウンス】)。  【ビリーズ・バウンス】の聴き所はたくさんあるが,主役はチャーネット・モフェット! “ブイブイ”言わせる“地を這う”ベースが,観客のボルテージを, ...

 『PARKER’S MOOD』の3曲目は【LAMENT】(以下【ラメント】)。  【ラメント】は,ナベサダの快演が先か,バックの快演が先か,互いに一気に盛り上がる! ミディアムなのに“熱すぎる”名演である。あんなに哀しかったのに,こんなに豪快にぶつかり ...

 『PARKER’S MOOD』の1曲目は【STELLA BY STARLIGHT】(以下【星影のステラ】)。  【星影のステラ】の名演は多いが,キース・ジャレットとチック・コリアの代名詞的ナンバーなので,ピアノによる“静かな”プレイ向きという印象を持っ ...

 “ナベサダ”こと渡辺貞夫はJ−ジャズの枠を越えた,世界のジャズ・ジャイアントの一人である。  …と,紹介しようとも,読者の皆さんに渡辺貞夫の“偉大さ”はストレートに伝わらないのではないか?  管理人がそうだった。渡辺貞夫と来れば草刈政雄と豪快に笑う「ブ ...

↑このページのトップヘ