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カテゴリ: CD批評:O:オスカー・ピーターソン

 今でこそユーチューブがあるが,その昔,ジャズメンの映像物は貴重だった。  見たいけど見れない。一体どんな感じで演奏しているのだろう? 若者の想像力は時に現実を凌駕する。それでついに映像物を目にした時,次の2種類の感想に分けられる。そう。「見てよかった」と ...

『FACE TO FACE』の3曲目は【WEAVER OF DREAMS】(以下【ウィーヴァー・オブ・ドリームス】)。  【ウィーヴァー・オブ・ドリームス】はフレディ・ハバードがミュートを使い,オスカー・ピーターソンもミディアム・ナンバーだから飛ばさない ...

『FACE TO FACE』の2曲目は【THERMO】(以下【サーモ】)。  【サーモ】は聴き所満載であるが,ズバリ,フレディ・ハバードが最後に全部“おいしいところをもっていくさま”を聴いてほしい。  【サーモ】の最初の聴き所は,クロマチィックなライン・ ...

『FACE TO FACE』の1曲目は【ALL BLUES】(以下【オール・ブルース】)。  オスカー・ピーターソンの【オール・ブルース】が聴ける! ついにオスカー・ピーターソンのモード・ジャズが聴ける! 管理人はこの日が来るのをずっと夢見ていた。  しか ...

 管理人は巷で定説化してしまった「フレディ・ハバード尻つぼみ説」に真っ向から反論したい。  フレディ・ハバードを掴まえて「尻つぼみ」と称するのは,単純に「ハード・バップが最高だ」と思い込んでいるジャズ・ファンたちである。  彼らの批評の物差しとは音楽形式の ...

『WE GET REQUESTS』の5曲目は【HAVE YOU MET MISS JONES?】(以下【ジョーンズ嬢に会ったかい?】)。  【ジョーンズ嬢に会ったかい?】は,普段着の『プリーズ・リクエスト』そのもの。  そう。聴衆からのリクエストを余興のア ...

『WE GET REQUESTS』の4曲目は【PEOPLE】(以下【ピープル】)。  【ピープル】こそ「黄金トリオ」の名称にふさわしい。もちろん主役はオスカー・ピーターソンで変わりないのであるが,印象としては,レイ・ブラウンとエド・シグペンの抜群の絡みが ...

『WE GET REQUESTS』の3曲目は【MY ONE AND ONLY LOVE】(以下【マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ】)。  【マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ】は,白眉のバラード! この手のスロー・バラードに“ドップリ浸かりたい”のなら ...

『WE GET REQUESTS』の2曲目は【DAYS OF WINE AND ROSES】(以下【酒とバラの日々】)。  ジャズ・スタンダードである【酒とバラの日々】の“お手本”的な名演である。  どことなく“名もない流し風”=黒子役に徹したオスカー・ピ ...

『WE GET REQUESTS』の1曲目は【QUIET NIGHT QUIET STAR (CORCOVADO)】(以下【コルコヴァード】)。  【コルコヴァード】での,オスカー・ピーターソンはまるで“ひとり・MJQ”!  【コルコヴァード】でのピアノは ...

 ジャズ界を代表する「優等生」。その人がオスカー・ピーターソンである。  オスカー・ピーターソンのレベルは相当に高い! アドリブの冴え,リズム感,ドライブ感,その他,ピアノという楽器にまつわる,ありとあらゆる項目でトップランクを軒並みGET! ジャズメンに ...

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