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ジャズ/フュージョン批評BLOG CDレビュー 名盤ガイド:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

カテゴリ: CD批評:テ:DIMENSION

 カシオペアからの神保彰と櫻井哲夫が脱退した時のような無力感に襲われた。あの時,これからどうやってカシオペアと接していけばよいかが分からなくなった。カシオペアこそが,管理人の「ヒーロー」だったのだから…。  バンドたるもの。メンバー・チェンジがいつかは必 ...

 『30』が好きだ。『30』は「ただ派手だとか,ただカッコ良いとか,ただ楽しいとか」そういうレベルのアルバムではない。  『30』には,増崎孝司のギターにしても,小野塚晃のキーボードにしても,勝田一樹のアルト・サックスにしても「近未来フュージョンユニット ...

 2016年10月12日にリリースが決定していたDIMENSIONの『29』の発売日が延期になった。変更後の発売日は2016年10月26日。つまり2週間の延期とのこと。  SMAPの解散が発表された時,解散は単純に5人だけ,あるいはジャニーズ事務所だけの ...

 『28』は,何度聴いてもピンと来ない困ったちゃん。でも心配などしていない。なぜなら『26』も『27』も,一聴した際は同じようなものだった。『28』もそのうち耳に馴染んでくるだろう。  あれから1週間。まだ『28』は,ピンと来ていない。最大の欠陥はサビ ...

 『27』は,キャリアのピークを極めた『24』『25』の“両モンスター”を超えるべく「路線変更」を試みた『26』の延長線上に位置する名盤である。  情報量の多かった『26』路線の音世界が『27』では,見事に整理されて表現される“歌う”DIMENSION ...

 『26』におけるユニゾン&アドリブは素晴らしい。バンド・アレンジも素晴らしい。  客演ベーシスト=須藤満,川崎哲平,二家本亮介,客演ドラマー=則竹裕之,坂東慧,吉田太郎,平陸(驚きの天才17歳の新発見! ディメの3人は青田買いはしません!)のサポートも ...

 『25』は【TAKE TO THE SKIES】のためのアルバムである。久しく誕生していなかった【SE.LE.NE】の後継ナンバーの誕生なのである。  DIMENSIONの“最高傑作”『24』を受けての『25』。管理人は“そうやすやすと”『25』が『 ...

 苦節19年。DIMENSIONの『FOURTH DIMENSION』をついに手に入れました。ヤッター!  探しましたよ〜。『FOURTH DIMENSION』は,恐らく【IF】に次ぐ代表曲【SE.LE.NE】収録の人気盤。いつでも買えるはずだったが, ...

 ズバリ書こう。『24』はDIMENSIONの“最高傑作”である。  『24』はDIMENSIONの24枚目のオリジナル盤=全曲新曲である。でもそれでも『24』はDIMENSIONの「裏・ベスト」盤と捉えても良い。  そう。『24』は全てのDIMENS ...

 4人組のカシオペア,5人組のT−スクェア以上に,3人組のDIMENSIONのキャラが立っている。  DIMENSIONは,音の粒立ちが良いと表現したらよいのだろうか? いつでもガッツリのカブリツキ! ソロにしてもアンサンブルにしても圧倒的な演奏力を誇っ ...

 『22』のDIMENSIONが「若々しい」。パワーみなぎる&溢れ出る=ハイエナジーな構築美の「音の万華鏡」である。  『22』のCD帯に「バンド史上最も激しく叙情的なマスターピース。バンド史上最も攻撃的でポジティブ」の文字が躍っている。そして『22』 ...

 キター! キター! これぞDIMENSION・サウンド!  煌びやかでメロディアスな『21』こそ「音の万華鏡」期の最高傑作であろう。素晴らしい。  「テクニック(演奏)よし,曲(メロディ)よし,アレンジ(アンサンブル)よし」は,カシオペアの専売特許であっ ...

 結成15周年第二弾にして20枚目の『20 −NEWISH−』は,DIMENSION久々の微妙盤。一体何が微妙なのか?  まずはDIMENSIONとしては初共演のリズム隊。ベース=クリス・ミン・ドーキーとドラム=ライオネル・コーデューの大物外国人の参加 ...

 「音の万華鏡」期のDIMENSIONの19th=『MY RULE』。  カラフルでポップな赤と黄色のCDジャケットに“期待膨らむ&血が騒ぐ”『MY RULE』のキャッチ・コピーは「日本最高峰のインストゥルメンタルグループDIMENSION,ニューアル ...

 「唯一無二!! ジャンルを超越した誰も真似出来ない音の万華鏡」。これがDIMENSIONの18th=『IMPRESSIONS』のキャッチ・コピーである。そして管理人はこのコピーに全面的に同意する。  1stから7thまでの「近未来フュージョンユニット ...

 いや〜,聴きやすい。『11TH DIMENSION “KEY”』以来の聴きやすさ。管理人はこんなDIMENSIONを待っていた。  いい感じのDIMENSION。これがDIMENSIONの17th=『LONELINESS』(以下『ロンリネス』)を耳にし ...

 『COMPLETE OF DIMENSION AT THE BEING STUDIO』は,ビーイング・レーベルが所属アーティスト毎にコンパイルした『AT THE BEING STUDIO』シリーズの第15弾。  過去のラインアップは,T−BOLAN,W ...

 8thから始まったDIMENSIONの激変期=「円熟のクラッシュ・アンド・ビルド」。リリース毎にスタイルを変えアプローチを変え,新境地を開拓してきた。  そうして辿り着いた16th=『MELODY 〜WALTZ FOR FOREST〜』(以下『メロディ ...

 どのバンドにも問題作の一つや二つはあるもの?だが,DIMENSIONにとっての問題作が『15TH DIMENSION “INTO A NEW WORLD”』である。  14thで従来の売りであった「超絶技巧」を捨てた“円熟のクラッシュ・アンド・ビルド” ...

 DIMENSION“円熟のクラッシュ・アンド・ビルド”期のピークであり,正しく“円熟”を感じさせてくれたのが『14TH DIMENSION “HEARTS”』である。  『14TH DIMENSION “HEARTS”』こそ,従来のDIMENSIONを ...

 “LIVE DIMENSIONAL -EIGHTH-”のライブCDにしてDIMENSION2枚目のライブCD『13TH DIMENSION “LIVE MILLENNIUM”』。  OPENINGのメンバー登場シーンでの観客の盛り上がりを聞くだけで, ...

 カシオペアなら【ASAYAKE】。T-スクェアなら【TRUTH】。そしてDIMENSIONなら【IF】であろう。  【IF】こそ,ファン投票第1位な,自他共に認めるDIMENSIONの代表曲。【IF】こそ,DIMENSION“珠玉の”バラード。DIM ...

 DIMENSIONの記念すべき10枚目(正確には11枚目)のジャケット写真は“ダーツの中心=10点満点・高得点の狙い撃ち”!   そう。『TEN-TH DIMENSION』は“円熟のクラッシュ・アンド・ビルド”期のアルバムとしては珍しい高得点狙い!   ...

 異例の3ヶ月連続アルバム・リリース=通称「月刊ディメンション」から1年。1年というリリース間隔は早いペースだと頭では理解していますが,なんせ3ヶ月連続リリースを体験済。  「やっと出したな〜」な感じで我が家のリスニング・ルームへお迎えした,A,B,C, ...

 異例の3ヶ月連続アルバム・リリース=通称「月刊ディメンション」の第三弾にして“円熟のクラッシュ・アンド・ビルド”期の第一弾『EIGHTH DIMENSION』。  さらば既存のDIMENSION。今の位置には安住しない。停滞は後退と等しい。常に前進& ...

 異例の3ヶ月連続アルバム・リリース=通称「月刊ディメンション」の第二弾『SEVENTH DIMENSION』は“ギンギン”のインプロ・フュージョン。  「超絶技巧集団」のレッテル正しく,とにかく激しく,しかしいつものクール・テイストで弾きまくっている。 ...

 異例の3ヶ月連続アルバム・リリース=通称「月刊ディメンション」の第一弾『SIXTH DIMENSION』は,DIMENSION初のライブCD。  『FIFTH DIMENSION』で,ユニットからバンドへと昇華したDIMENSION自慢の「クールでホ ...

 DIMENSIONファンにとって『FIFTH DIMENSION』と来れば「超絶技巧」であり【BREAK OUT】であろう。  そう。【BREAK OUT】こそ,初期DIMENSIONの“トレードマーク”であり『FIFTH DIMENSION』の“顔” ...

 『FIRST DIMENSION』から『SECOND DIMENSION』の間には17ヶ月あったのに『SECOND DIMENSION』からわずか4ヵ月後にリリースされた『THIRD DIMENSION』。  ゆえに『FIRST DIMENSION』 ...

 『SECOND DIMENSION』がDIMENSIONの実質のデビューCDである(キッパリ!)。  『FIRST DIMENSION』のリリースから1年7ヶ月。待ちに待った『SECOND DIMENSION』を聴いてにんまり。『FIRST DIME ...

 『SECOND DIMENSION』がDIMENSIONの実質のデビューCDである(キッパリ!)。  『FIRST DIMENSION』のリリースから1年7ヶ月。待ちに待った『SECOND DIMENSION』を聴いてにんまり。『FIRST DIME ...

 フジテレビが「F-1」でT-スクェアなら,テレビ朝日は「ル・マン」でDIMENSION。  そう。DIMENSIONのデビューCD『LE MANS』は,テレビ朝日系「ル・マン24時間耐久レース」のオリジナル・サウンド・トラック。  管理人は安易だな~ ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の8曲目は【I DON’T WANNA CRY】。  【I DON’T WANNA CRY】は,全編「ビヨーン,ビヨーン」と鳴り続けるギターのアクセントが耳につく,DIMENSIONの「王道」サウンドな1曲であ ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の7曲目は【MOMENT】。  【MOMENT】は“クラブ系”DIMENSIONである。JAZZYでスカなリズムに“ダサ系”シンセの単音がチープ。これは,あの一夜の【MOMENT】である。想像するにクラブの外は ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の6曲目は【COLOUR OF DAYS】。  【COLOUR OF DAYS】は,江口信夫の“スティーブ・ガッド的”フュージョン・ドラミングによって運ばれた,70年代のスタジオ・ミュージシャン系・フュージョン ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の5曲目は【SUN DANCE】。  【SUN DANCE】は,メッチャ・ハッピー・ソング! DANCE&ダンス!  小野塚晃の“ベロンベロン”なシンセ・ベースが踊り続けている。“キメキメ系”のバッチリ・メイクで ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の4曲目は【ALONE IN LOVE】。  【ALONE IN LOVE】は,情感たっぷりのサックス・バラード。  勝田一樹のアルト・サックスが,音程までも揺れて聴こえるのは気のせいか? 小野塚晃奏でるキーボー ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の3曲目は【SOMEDAY】。  【SOMEDAY】は“甘〜い”ミディアム・ナンバー。雄大でスケール感ある“懐の深い”ギター・サウンドに,力みのかけらもないアルト・サックスの音色が溶けあっていく。  これぞ,エ ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の2曲目は【KEY】。  【KEY】は1曲目【MAGIC ONE】との組曲? アウトロ〜イントロが“こぼれ落ちてきた”感じの連動ゆえ,2曲を続けて聴くと実に気持ちがよい。  【KEY】を,初めて聴き終え時に抱い ...

『11TH DIMENSION “KEY”』の1曲目は【MAGIC ONE】。  【MAGIC ONE】は“バリバリ”DIMENSIONの本領発揮! メンバー3人の掛け合いは,ただただ“熱い”演奏であるが,管理人の印象としては,どこかで緻密にコントロール ...

 「第三世代」という言葉がある。何かと耳にする「携帯電話」の話ではない。J−ジャズ/フュージョンの話である。  世代交代はいつでも,革新的な新規格の登場と共に幕を開ける。第三世代携帯電話とは「IMT−2000」規格に準拠した携帯電話やその方式のことを指す ...

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