『OUT LOUDER DISC 2』の2曲目は【CACHACA − LIVE】(以下【カシャサ】)。 【カシャサ】の主役は“キョンシー”と化したジョン・メデスキのオルガンであるが,ジョン・スコフィールドの「追っかけ」としては,メロディーをアウトさせよ ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / A GO GO - LIVE
『OUT LOUDER DISC 2』の1曲目は【A GO GO − LIVE】(以下【ア・ゴー・ゴー】)。 ジャム・バンドとは則ちライブ・バンドである。ジャム・バンドの評価とは則ちライブの出来である。 『実況演奏録音盤』を名乗る『OUT LOUDER ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / CACHACA
『OUT LOUDER DISC 1』の6曲目は【CACHACA】(以下【カシャサ】)。 【カシャサ】は,暗く重いリズム隊を切り裂くジョン・スコフィールドのギターと,妖艶に宙を舞う“キョンシー”と化したジョン・メデスキのオルガンとのコントラストに尽き ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / TOOTIE MA IS A BIG FINE THING
『OUT LOUDER DISC 1』の5曲目は【TOOTIE MA IS A BIG FINE THING】(以下【トゥーティー・マ・イズ・ア・ビッグ・ファイン・シング】)。 【トゥーティー・マ・イズ・ア・ビッグ・ファイン・シング】は,リズムに乗り ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / TEQUILA AND CHOCOLATE
『OUT LOUDER DISC 1』の4曲目は【TEQUILA AND CHOCOLATE】(以下【テキーラ・アンド・チョコレート】)。 【テキーラ・アンド・チョコレート】のタイトルが実にふさわしい! 【テキーラ・アンド・チョコレート】は大人と子供 ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / IN CASE THE WORLD CHANGES ITS MIND
『OUT LOUDER DISC 1』の3曲目は【IN CASE THE WORLD CHANGES ITS MIND】(以下【イン・ケース・ザ・ワールド・チェンジズ・イッツ・マインド】)。 【イン・ケース・ザ・ワールド・チェンジズ・イッツ・マインド ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / MILES BEHIND
『OUT LOUDER DISC 1』の2曲目は【MILES BEHIND】(以下【マイルス・ビハインド】)。 キターッ! これぞ管理人が聴きたかった「メデスコ」参上! 【マイルス・ビハインド】での,ジョン・スコフィールドの“ノリノリ・エッジとパンチ ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー / LITTLE WALTER RIDES AGAIN
『OUT LOUDER DISC 1』の1曲目は【LITTLE WALTER RIDES AGAIN】(以下【リトル・ウォルター・ライズ・アゲイン】)。 【リトル・ウォルター・ライズ・アゲイン】は,ジョン・スコフィールドでもなく,メデスキ,マーチン& ...
[CDレヴュー] メデスキ,スコフィールド,マーチン&ウッド / アウト・ラウダー
ジャズ/フュージョン界のトップ・ギタリストであるジョン・スコフィールドは1998年,メデスキ,マーチン&ウッドが全面参加した『A GO GO』(以下『ア・ゴー・ゴー』)でジャムへ,そしてオルガン・ジャズへチャレンジした。 そうして6年後の2004年,ジ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / THAW
『TONIC』の7曲目は【THAW】(以下【ソー】)。 【ソー】は,初めは特に気に留めることもなかったのだが,最近俄然気になるマイ・ブーム曲の筆頭である。インプロヴィゼーションのまま最後まで突進し続ける(しかしどこか冷静な)演奏に,キース・ジャレットの ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / BUSTER RIDES AGAIN
『TONIC』の6曲目は【BUSTER RIDES AGAIN】(以下【バスター・ライズ・アゲイン】)。 【バスター・ライズ・アゲイン】とはバド・パウエルの愛奏曲。ジョン・メデスキが最初に買ったブルーノートのレコードは,バド・パウエルの『ジ・アメイジン ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / RISE UP
『TONIC』の5曲目は【RISE UP】(以下【ライズ・アップ】)。 【ライズ・アップ】こそが“アコースティック”ピアノ・トリオ=「メデスキ,マーチン&ウッド」の本領発揮! 【ライズ・アップ】とは“正統派”のブルース“正統派”のニューオーリンズ・ジャ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / YOUR LADY
『TONIC』の4曲目は【YOUR LADY】(以下【ユア・レディ】)。 【ユア・レディ】は「メデスキ,マーチン&ウッド」から捧げられたジョン・コルトレーンへのレクイエム! 「メデスキ,マーチン&ウッド」にしては“珍しく”素直なカバーである。ジョン・コ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / SEVEN DEADLIES
『TONIC』の3曲目は【SEVEN DEADLIES】(以下【セヴン・デッドリーズ】)。 【セヴン・デッドリーズ】こそが「メデスキ,マーチン&ウッド」が考える“ジャズの前衛”である! 実体はピアノ・トリオによる“プログレ”なのであるが,曲の展開がもろ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / AFRIQUE
『TONIC』の2曲目は【AFRIQUE】(以下【アフリーク】)。 【アフリーク】に対しては,様々な特別な思いが入り混じってしまって,時に涙なしでは聴けない夜も…。 そんな私情はおいといて,純粋&冷静に【アフリーク】をレビューするのも至難の業! 例え ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / INVOCATION
『TONIC』の1曲目は【INVOCATION】(以下【インヴォケイション】)。 【インヴォケイション】は,90%アドリブの難曲である。残念ながら,耳が“置いて行かれる”実感がある。これは凄い! オープニングの1分間は,静寂に包まれた民族音楽的アプロ ...
[CDレヴュー] メデスキ,マーチン&ウッド / トニック
「メデスキ,マーチン&ウッド」と聞いて,眉をひそめるジャズ・ファンは多い。その大半は,4ビート以外はジャズとは認めない,と言う頑固で可哀想な人たちである。 勿論,どんな音楽どんなジャズを聴こうとも,それはその人の自由である。好みの問題なので「メデスキ ...