アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

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カテゴリ:CD批評 > イ:市原 ひかり

 『JOY』とは実にピッタリのネーミングである。『JOY』の真実は『JOY』である。  上手いとか凄いとか抜きにしてただただ楽しい演奏である。ウキウキ・ワクワク。ジャズを,トランペットを,仲間と演奏する楽しさが素直に伝わってくる。  そう。表現は悪いが ...

 前作『SARA SMILE』に続くニューヨーク録音による『STARDUST』(以下『スターダスト』)。  同じニューヨーク録音でも『SARA SMILE』と『スターダスト』のトランペットの音造りは大きく異なる。  この違いは市原ひかりの目指した着地点の ...

 『SARA SMILE』の5曲目は【I’VE GOT IT】。  【I’VE GOT IT】は,キャッチーなメロディーと実直な演奏力が共存する“ザ・市原ひかり”な名演である。  ブルージーなメジャー調のテーマが端正に演奏されていくが,ビートの効いたリ ...

 『SARA SMILE』の4曲目は【IT COULD HAPPEN TO YOU】。  【IT COULD HAPPEN TO YOU】は“豪奢な”名演である。バックで“暴れ回る”ピアノ・トリオの前面でフリューゲル・ホーン・ソロを奏でる市原ひかりは“ス ...

 『SARA SMILE』の3曲目は【BLUE PRELUDE】。  【BLUE PRELUDE】は,真夜中への行進曲! 市原ひかりとドミニク・ファリナッチが【BLUE】へと誘う【PRELUDE】! 元来はビング・グロスビーの歌ものであるが,管理人にとっ ...

 『SARA SMILE』の2曲目は【FRAGILE】。  【FRAGILE】で,スティングがスイング!? 切ないバラードにもかかわらず,グイグイ迫る緊張感。身も心も躍ってしまう。  市原ひかりのフリューゲル・ホーンに“重み”が足りないのはご愛敬。しか ...

 『SARA SMILE』の1曲目は【CLEOPATRA’S DREAM】。  市原ひかりの【CLEOPATRA’S DREAM】は若干スロー。リズムがスイングしていることから,これは丁寧に2管フロントを聴かせる“演出”なのだろう。バド・パウエル風のアダ ...

 “帝王”マイルス・デイビスがミュートを自身の演奏の中心に据えたのには訳がある。言うなれば「禍を転じて福と成す」! ミュートが生み出す“抑制されたリリシズム”は前向きの理由ではなく後向き=生き残るスベであった。  マイルス・デイビスとしては(願いがかなうこ ...

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