アドリブログ 〜JAZZ/FUSION批評〜

ジャズ/フュージョン批評ブログ CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

カテゴリ:CD批評 > ワ:渡辺 香津美

 管理人は『KYLYN LIVE』を聴いた後に『KYLYN』を聴いた。そのせいなのだろう。『KYLYN』について語ろうと思えば,巷で言われているような名盤評価にはならない。  『KYLYN LIVE』は真に最高のライブ盤である。ゾクゾクする。しかしあの大 ...

 ギターの渡辺香津美がベースにヤネク・グウィズダーラ,ドラムのオベド・カルヴェールと,別パターンでドラムのオラシオ“エル・ネグロ”エルナンデスと組んだ“2組のNEW・エレクトリック・ギター・トリオ”が『TRICOROLL』(以下『トリコ・ロール』)である ...

 総勢14名での『桜花爛漫』ライブを行なうまでに拡大した「MOBOバンド」。次に渡辺香津美が向かったのは「MOBOバンド」からの“削ぎ落とし”であった。  具体的にはベースのグレッグ・リーとドラムの村上“ポンタ”秀一だけをピックアップした「MOBOⅢ」な ...

 渡辺香津美が自慢の「MOBOバンド」を組んで,人生を謳歌(桜花)していた頃のライブ盤が『OUKARANMAN』(以下『桜花爛漫』)である。  とにかく凄い「大宴会」である。『桜花爛漫』に『MOBO』や『MOBO倶楽部』のようなスリリングな演奏を期待して ...

 「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」( by 踊る大捜査線 )と渡辺香津美も考えたのだろう。  “時代の遥か先を行く音楽”『MOBO』を遠い将来でも近い将来でもなく,今,この現場で鳴らしたい! アメリカではなくここ日本で鳴らしたい!   ...

 『THE SPICE OF LIFE 2』以来となる,渡辺香津美とジェフ・バーリンとの25年振りの共演盤。『SPINNING GLOBE』(以下『スピニング・グローブ』)に「甦る青春」を思い重ねた。  しか〜し『スピニング・グローブ』は,とんでもない ...

 アコースティック・ギターの名手3人が集い「世界指向(アジア指向)」を掲げて挑戦した渡辺香津美の新しい企画盤。それが『ASIAN SUPER GUITAR PROJECT―GUITAR SAM GUK JI』(以下『エイジアン・スーパー・ギター・プロジェク ...

 『INFINITE』でデビューした渡辺香津美の30周年記念盤のタイトルは『BEYOND THE INFINITE』(以下『ビヨンド・ザ・インフィニット』)。  そう。「無限大」から「無限大の彼方,その先,その向こう側」である。渡辺香津美の創作意欲は湧き ...

 渡辺香津美のニュー・アルバム『DEAR TOKYO』のリリースについて知った時,胸がときめいた。  管理人の大好きな『GANAESIA』の「KAZUMI BAND」の復活&これまた『GANAESIA』とは対極にあるアンサンブルな大名盤『ROMANESQU ...

 ジャズメンとは常に前進し,変貌し,疾走して行くもの。しかし,たまにはクリエイティブの手を休め,多くの音楽仲間やファンと共に,ただただこれまでのハイライトを分かち合う。  渡辺香津美の『ONE FOR ALL』(以下『ワン・フォー・オール』)は,正しく「 ...

 渡辺香津美と小曽根真。日本を代表するジャズ・ギタリストとジャズ・ピアニスト。  そんな2人のデュエットCDが『DANDYISM』(以下『ダンディズム』)である。  『ダンディズム』のコンセプトは,ギターとピアノの“ガチンコ”DUO。とりわけギターとピ ...

 『おやつ』『おやつ② 遠足』を「消化」し“マルチ”ギター・プレイヤーへと「昇華」した渡辺香津美の頂点が『ESPRIT』(以下『エスプリ』)にある。  『おやつ』『おやつ② 遠足』の制作を通じて,アコースティック・ギターの可能性と全面対峙した渡辺香津美 ...

 『おやつ』でアコースティック・ギターの魔力に取り憑かれた香津美“少年”が,アコースティック・ギター片手に遠足へ出かけた際の道中記。それが『おやつ② 遠足』の真髄である。  遠足の目的地はアジア。遠足のパートナーはアジアの民族楽器奏者。そう。『おやつ② ...

 『おやつ』。このタイトルはが意味深である。王道な解釈は「主食ではなくおつまみ」。  渡辺香津美のメイン1はエレクトリック・ギター。だからアコースティック・ギターは『おやつ』。  渡辺香津美のメイン2はジャズ/フュージョン。だからクラシックや映画音楽や ...

 『KYLYN』でスタートした渡辺香津美のフュージョン路線。1980年代の10年間にリリースしたアルバム11枚はオール・フュージョン。もはや渡辺香津美と来れば“フュージョン・ギタリスト”の代表格として認知されていた。  そこへ来て,突然の“ジャズ回帰作 ...

 『スパイス・オブ・ライフ』『スパイス・オブ・ライフ 2』ときた渡辺香津美のギター・トリオ第3弾が『KILOWATT』(以下『キロワット』)。  しかし『キロワット』ではメンバーが一新され,ベースがジェフ・バーリンからバーニー・ブルネルへ,ドラムがビル ...

 ズバリ『スパイス・オブ・ライフ』と『THE SPICE OF LIFE 2』(以下『スパイス・オブ・ライフ 2』の2枚のアルバムは渡辺香津美のアルバムにして「非・渡辺香津美な」アルバムである。  そう。「マニアックなジャズ・ギタリスト気質」の抜けた,広 ...

 ズバリ『THE SPICE OF LIFE』(以下『スパイス・オブ・ライフ』)と『スパイス・オブ・ライフ 2』の2枚のアルバムは渡辺香津美のアルバムにして「非・渡辺香津美な」アルバムである。  『スパイス・オブ・ライフ』以前の渡辺香津美は,常に時代の ...

 時代の遥か先を行く音楽。『MOBO』には渡辺香津美の「狂気の才能」が記録されている。  渡辺香津美の『MOBO』の衝撃度は,オーネット・コールマンの『FREE JAZZ』にひけをとらない。  そう。『MOBO』と『FREE JAZZ』の“売り”とは,ツイ ...

 ジャズの真髄はライブゆえ“伝説のライブ”と呼ばれるライブ盤はごまんとある。マイルス・デイビス絡みだけでも数十枚あるという事実。少々,乱発気味!?  真に一夜のライブが“伝説のライブ”であるためには,必要十分条件が揃っていなければならない。管理人が思う必 ...

 『PERFECT RELEASE』の3曲目は【LIM−POO】(以下 【林風】)。  【林風】というタイトルが【東風】をイメージさせたのか【林風】は渡辺香津美・プレイズ・YMO! そう。最強KYLYNメンバー=坂本龍一へのオマージュである。  ノスタル ...

 『PERFECT RELEASE』の4曲目は【シティ】。  【シティ】の圧倒的な“グルーヴの渦”に今夜も呑み込まれてしまった。まただ。【シティ】はフュージョンの枠を完全に越えてしまっている。ではビル・ブラフォードとジェフ・バーリンの畑=プログレかと言う ...

 『PERFECT RELEASE』の1曲目は【MELANCHO】(以下 【メランコ】)。  その昔12インチ・シングルでも発売され“聴き倒した”懐かしの【メランコ】! 当時高校生だった管理人は「メランコ→ブランコ」をイメージしてしまい“揺れに揺れる”トラ ...

 『PERFECT RELEASE』の11曲目は【風連】。  【風連】には,最高の賛辞を贈りたい。全てのフュージョン・ファンに捧げたい“世紀の名演”である。凄い! 凄すぎる〜! 超カッコイイ!  【風連】一曲で100人中99人は渡辺香津美の“虜”になって ...

 日本が世界に誇る「W渡辺」の一人,渡辺香津美は“スーパー・ギタリスト”である。  あのピカソ・ギターを自由自在に弾きまくるパット・メセニーをして「香津美がニューヨークに来たら,みんな仕事がなくなっちゃうよ」と言わしめた実力は,正真正銘・世界のトップ・ギ ...

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